自分でもわけがわからないままに溢れ出た涙。

再び実家へ戻る間は、

「なんで自分こんなに弱っちいのかな。この先母親としてやっていけるのか…」

「こんな妻で旦那に申し訳ない…」

など、情けない気持ちでいっぱいでした。

今となっては、あれは完全に産後ブルーだったなと分かりますが、あの時点では自分自身で体・心のSOSに気付けず、頑張り続けてしまっていました。

あそこでヘルプを出せずに無理をしていたら、産後うつなどもっと辛い状況に陥ってしまったかもしれません。

この経験も母の言葉も忘れずに胸に刻んで、いつか娘も母になる時が来るのなら、今度は私があの日の母の様に何か支えになってあげられたらなと、今はそんな風に思います。

辛い経験でもありますが、大切で忘れたくない私の子育てエモストーリーです。



(ライター:冷え田やっこ)