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公開 2015年06月07日  

飲む以外の使い道!ドライハーブで作るチンキ剤

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ハーブを買ってみたは良いけれど、飲んでみたら苦手な味だった!ブレンドに使っているけど、使い切る前に古くなってしまう!そんな時には手軽なドライハーブでリサイクル。ティーで飲まずにハーブのパワーを得る方法です。

出典:https://instagram.com/p/09OxsMEi6D/

良い成分がたくさん!長持ちも嬉しいチンキ剤

チンキ剤とは、ハーブなどをエタノールに浸すなどしてつくることができる液剤。チンキ剤は冷暗所で1年間くらい保管できるので、時間がある時に作っておくととても便利です。



水やお湯に数滴落として飲んだり、お茶などに入れて飲んでももOK。入浴用としてお風呂に数滴入れたり、薄めてうがい薬に使ったりと、使い道はたくさんあります。



ハーブのブレンドを変えて、何種類か作っておいて日替わりで使ったり、家族それぞれのオリジナルを作っても楽しめます。



また、エタノールと精製水の混合液や、アルコールに浸して作るので、ハーブの水溶性成分と脂溶性成分の両方を抽出でき、多くの良い作用が期待できます。

チンキ剤の作り方

今回は、アルコールで作る方法を紹介します。



1.密閉できるガラス瓶を熱湯消毒しておく。

2.ガラス瓶にドライハーブを8分目まで入れる。

3.ホワイトリカー又はウォッカなど35~40度のアルコールを、ハーブがかぶるように注ぐ。

4.蓋をしめて瓶を揺する。

5.日の当たらない場所で2週間おく。毎日1~2回、瓶を揺すること。

6.遮光瓶を保管容器として熱湯消毒しておく。

7.ガーゼやコーヒーフィルターでハーブをこして、浸出液を遮光瓶に移す。更にスポイトなどに小分けしておくと使いやすいですよ!



アルコールでもエタノールでも作り方は同じですが、エタノールの場合は内服ではなく外用として使います。日本酒で代用するなどアルコール度数が低い場合は早めに使い切ってくださいね。

ハーブチンキの使い方と、美肌チンキにおすすめハーブ

チンキ剤の用途は色々ありますが、化粧水や石鹸を作ったり、入浴剤として湯船に数滴入れたりすれば、ハーブの香りと作用を日々少しずつ取り込むことができます。



<スキンケアにおすすめハーブの一例>

美白に・・・ヒース

保湿に・・・ジャーマンカモミール、ローズ

日焼けに・・・ラベンダー



エタノールで作った場合は内服ではなく外用にすること、アルコールで作った場合は子どもやアルコールに弱い方への使い方に注意すること。これらの注意点を守った上で、湿布にしたり薄めて飲んだりしても良いでしょう。

ハーブは日常のいろいろな場面で役立ちます。できることから少しずつ取り入れてみると楽しいですよ。

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