幼稚園に入ると気になってくるのが、「いつひらがなを覚えるか」。
1人目のときは「成長は人それぞれ。気にしないようにしよう」と思っていました。
そして実際、気にならなかったのは、1人目が文字が好きで、2歳から字を書き始めるタイプだったから。
ブロックのような立体的な遊びはしなかったので、それはそれで心配だったのですが、ひらがなに関しては心配していませんでした。
1人目の覚え方を見ていると、まずひらがなを「読めるようになる」。
文字に興味があって、読み聞かせのときや、外出時にもよく「あれは何て読むの?」と私に聞いてきました。
その次に「書く」ことが始まり、あっという間に覚えて、よく「ママだいすき」という手紙もくれました。
そうやって自然と覚えていった1人目ですが、2人目が入園して1年経ち、「あれ、まだひらがなが読めていないな」と気付きました。
ひらがなに興味ゼロも個性…!? 急に覚え始めた意外なキッカケとは
6,244 View「ひらがな」の覚え方って、まず「読む」から「書く」だと思っていました。しかしどうやら、違う覚え方の子もいるよう。次男はいくら読み方を教えても嫌がったのですが…。
ひらがなを読んでから覚えた1人目
教えてもらうのが嫌いな2人目
年中になったし、そろそろひらがなを……と思い、ひらがなの遊びも混じったドリルを一緒にやろうと誘うと、「嫌!」と思いきり拒否…。
好きなキャラクターのドリルでも、嫌がるんです。
実は数字を覚えるのも、かなり嫌がりました。
私がお風呂からでるときに「1,2,3」と数え始めると、「8!2!7!」とフザけたり、「うるさいから数えないで!」と怒るのです。
どうやら「教わるのが嫌な子」「相手の『教えよう』という気持ちにも敏感な子」だとは分かりましたが、その場合、どうやって身につけさせたらよいのか悩みました。
「興味が出てきた時が覚え時。ムリヤリは嫌がる」という話も聞いていたので、しばらくは様子を見ていました。
しかし、長男のときのように、字に関する質問は一切なく、興味を持つ気配もありません。
代わりに、ブロック遊びや折り紙は得意なようです。
同性の兄弟でもこれほど違うものかと、勉強になりました。
意外なキッカケで、文字に目覚める
そんな2人目が字を覚えだしたのは、年中の夏休みのことでした。
キッカケは、百均に買い物に行った時のことです。
長男が「いいかげんにひらがなを覚えないと」と言い出し、なんと自分のお金で、次男に向けてひらがなの問題集を購入したのです。
それは何の遊びもない、ただひたすらひらがなを書く問題集でした。
「遊び好きの次男が、さすがにこれはやらないのでは……」と思っていたら。
なんとその日から、長男が買ってくれた問題集に取り組み始めたのです。
とはいえ、ひらがなは読めていません。
ただひたすら書き、長男が丸付けをしたり読み方を教え、その繰り返しをしながら、気付いたら段々と読めるようになっていきました。
ママ友から、「書いてから読めるようになる子もいるらしいよ」とは聞いていましたが、まさに次男がそのタイプ。
「書く」という行為があったからこそ、覚えられたようです。
また、次男が長男を大好きで、「長男に本を買ってもらった!長男に丸付けしてもらえて嬉しい」という気持ちがあった事も一因でしょう。
長男と次男の違いを見て、改めて子どもたちの個性を感じました。
また、親のタイミングで何かを身につけさせようとすることが、決して正しいわけではないとも分かりました。
ちなみに下には、末っ子の3人目がいます。
どうやら彼女は1人目と同じタイプで、字を書くのが好き。
テレビを見て自然と文字を覚え始めています。
それぞれの個性を見極めて対応することの大事さに気づかされた出来事でした。
1
多忙な母が、いつも“床掃除”を欠かさなかったワケ…今ならわかるんだ。
コノビー編集部
2
イメージは、優しくト~ントン…寝かしつけの理想と現実、こんなに違った!
コノビー編集部
3
これは泣く……!新社会人の息子が出発前に振り向いて……
コノビー編集部
4
外で「お父さん」は恥ずかしい。でも無視はよくない…息子は父になんと声をかける?
コノビーおすすめ書籍
キャラもの入園グッズは、値が張るけれど…買ってよかった!と思う瞬間
そらこ
前髪を切った日、保育園にお迎えに行ったら幸せになった
おやま/KADOKAWA
コツコツ貯めたお金の使い道は?息子さんの優しさが泣ける……(涙)
コノビー編集部
30代の男女に調査【旅行におすすめの便利グッズ】1位は何?
コノビー編集部
思わずキュン…♡レストランで夫の対応に”惚れ直した”出来事
多喜ゆい
夫の育児にモヤる瞬間。「妻がいる前提」のおでかけムーブが私の顔を虚無らせる。
いそめし ちかこ
子が夫に質問「ママのこと大好き?」聞き耳をたてていたら、嘘でしょ…?
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』
「ワーママの大変さ」を、パパが実感したのはこんな瞬間
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』