毎日の半身浴は当たり前、休日にはひとりで銭湯に行くほどお風呂が大好きだった独身時代。
そんな日々から一転、現在わたしは4歳、3歳、1歳の年子三姉妹を常時ワンオペ育児中です。
ゆっくり湯船に浸かるどころか、戦争のように慌ただしいお風呂タイム。
まず、3人の子どもたちを順番に洗っていき、大きい順に湯船に入れていきます。
その後、急いで自分も髪や身体を洗います。
もちろん横目で子ども達が溺れていないかチェックしながら。
そして洗い終わってやっと湯船に入れる!と思った瞬間には「もう熱いからあがりたい」の一声で、順番に湯上げ。
もうあと一歩のところで湯船にありつけない!
子どもが3人になり「最後にゆっくり湯船に浸かったのはいつだろう?」そんな風に思うほどに、お風呂にゆっくり入れない日々が当たり前になっていきました。
実家に帰った際に時々、母や妹と一緒に子連れで銭湯に行くことがあったおかげで、子ども達は銭湯に行くことには慣れていました。
うちの子ども達はみんな、首がしっかり座った生後3か月頃から銭湯デビューをしています。
ある日、どうしても「湯船にゆっくり浸かりたい!」と思う日がありました。
しかし、そんな時に限ってパパや実家の協力はしばらく得られそうになかったのです。
数日、あるいは数週間我慢すれば誰かに時間を調整してもらいゆっくり浸かる時間を設けることはできたのですが、その時はどうしても今すぐ湯船に浸かりたい衝動にかられていました。
そして、「それならいっその事、みんなで銭湯に行ってみては!?」と思いついたのです。
「銭湯に小さな子どもを連れて行けるのだろうか?」と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。
しかし、スーパー銭湯は子連れでも連れて行きやすいように様々な設備が整っています。
更衣室にはベビー用のおむつ替え台があり、その下にはオムツを捨てられるようにゴミ箱が設置されていたり、洗い場には子ども用の椅子やベビーチェアまで用意されているところも!
また色んな種類のお風呂はそれぞれ温度が変えてあり、子どもがのぼせない様にぬるめのお湯のお風呂を選んで入れるのもありがたいです。
少し大変だったけれど、一人でも子どもたち3人を連れてスーパー銭湯を楽しむことができました。
子ども達を小さい時から銭湯に連れて行っていたので、うちの子たちはお風呂に入ることが大好きになりました。
そのおかげもあってか、普段家でもお風呂に入ることを嫌がったことはほとんどありません。
色んな種類のお風呂を楽しみたい子ども達は末っ子も抱っこしてお風呂に入れてあげたり、背中の洗い合いっこをしたりと協力し合う姿も見られました。
子ども達が小学生になった時に学校行事などでお友達と一緒に大浴場に入る機会があるかもしれません。
そんな時に、他人と一緒にお風呂に入ることへ抵抗感がなく受け入れられるようになるのではと考えています。
また、銭湯に行く際には必ず事前に「危険なので浴室は走らない」や「湯船に髪が入らないように気を付ける」などをしっかり言い聞かせるため公共のマナーを教える良い機会にもなりました。
さらには、スーパー銭湯に併設されていているレストランでご飯を食べて、最後のデザートにはアイスを食べる。
そんなちょっとした贅沢をしちゃうのもお楽しみの一つ。
銭湯に行った日は子ども達も疲れて、寝かしつけも楽チンに!
ゆっくりとひとりでお風呂を楽しむことはできませんが、「子どもと一緒」を逆に楽しんでテーマパークに遊びに行く気分で銭湯に行くことが育児中のストレス解消法になりました。