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タイムスリップはできないけれど。あの日の君に会えたら、と思う日

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子どもとの生活は楽しくも大変!赤ちゃんの時期は、「早く大きくなって~!」と思っていたことも。でも過ぎてみると、そんな時期の子ども達に会いたいと思う日もあるのです。

今が一番かわいい時期…?


日々忙しく、必死に食らいつくようにして過ごしている子どもとの毎日。

「大変だよね。でも、今が1番かわいい時期よ」

と、おばさまたちに言われたことも何度もあります。

素直にその言葉を受け止められず、「こんなに大変なのに!」と思ったことも。

しかし赤子時代を過ぎ、その言葉に込められた思いが少しずつわかるようになってきました。



タイムスリップはできないけれど。あの日の君に会えたら、と思う日の画像1
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「お兄ちゃん」になる前の、君に会いたい


ふたりの息子の年齢差は1歳9ヵ月。

望んだふたり目とはいえ、長男はまだまだ甘えたい盛りに兄になりました。

妊娠中は、正直あまり彼が兄になることについて深く考えていませんでした。

ただ、まだまだ赤ちゃんに片足を突っ込んでいた当時の長男を見て、実母に「こんなにちっちゃいのにお兄ちゃんになるんだねえ…」と言われたときには、ぐっとくるものがありました。

かわいそうなのかな、早すぎたのかな、そんな思いがよぎったのです。


そんな長男の印象深い思い出は、ボタンを押すと童謡が流れる本で遊んでいた頃のこと。

彼は歩き始めるのが遅く、1歳7ヵ月になっても、基本座ったりはいはいしたりしておとなしく遊ぶタイプで、当時その絵本が大のお気に入りでした。

特にお気に入りだったのは、「もりのくまさん」。何度も何度も繰り返し流しては、「花さくもりのみち」の「ち」だけ大声で楽しそうに歌っていた彼の姿を、今でも鮮明に覚えています。

めちゃくちゃかわいかったなあと思います。

当時は次男妊娠7ヵ月。安定期に入っていたこともあり、長男といっぱい遊べた時期のことです。


そんな長男は、今も次男がいないときだけ甘えん坊になります。

弟がいると、兄としてのプライドがあるからか、思うように甘えられないのかもしれません。

顔つきや声色がガラリと変わる彼を見ながら、ああ、やっぱりもっと甘えたかったのかもしれないな…と切なく感じることも。

ふと、「お兄ちゃん」になる前の、何も気にせず甘えん坊だった長男に、会いたくなる日があるのです。

あの日には戻れないから、せめて今の彼の「甘えたい」を受け止めたいと思っています。


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家事と育児に手いっぱいだった日々!それでもあの頃の君たちに会いたい


次男誕生後の1年間は、兄弟が揃って毎日家にいて、1日中親子で過ごしていました。

その後わたしもパートを始めましたが、当時も、実家が遠く、夫は仕事で多忙。

いわゆるワンオペの専業主婦だったわたし。

赤ちゃん返りとイヤイヤ期が同時に来てしまった長男と、0歳児の次男。

皮膚科通いをしなければならない長男は、お風呂あがりに薬を複数種類分けて塗らなければならず、ふたりの風呂入れと保湿剤、薬に追われて自分が風邪をひいてしまったこともありました。

家事と育児に追われ、つらさを感じることもあったはずなのに、あの頃の子どもたちに会いたくなる日があるのです。


恐る恐る弟の頭を撫でていた長男。

ギリギリまで離乳食の開始を遅らせた結果、初日にスプーンを口から離そうとしないくらいがっついていた次男。

「おかあさんといっしょ」の歌を歌い踊っていた長男。

満面の笑みを早々にマスターし、何かと愛嬌を振りまいていた次男。


やっぱり、どれもとってもかわいかったなあ。

当時は家事と育児に追われ、そんな可愛さをじっくり味わう余裕がなかったなあ。

そんなことを思い、当時の彼らには会えないからこそ、愛おしく思える日があるのです。



タイムスリップはできないけれど。あの日の君に会えたら、と思う日の画像3
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「今が1番いいとき」は、きっとこれからもずっと続く


赤ちゃん時代の写真を子どもたちが見ていたとき、「うわあ、ちっちゃいな。これオレ? かわいいな…!」と言い合っていました。

「そうだねー、本当にかわいかったよー」と応えながら、「今もかわいいけどね…!」と内心思っていたわたし。

「かっこいい」と言われたいお年頃になってきたので、「かわいい」は今の彼らには禁句なのです(笑)


「新生児ってかわいいよね」
「ハイハイしだした頃がかわいいよ」
「話し始めた頃ってかわいいよね」
「今が1番かわいいときだよ」

といろんな先輩ママに声をかけられることがあったけれど、結局、「かわいい」は更新し続けていくのかな、と思っています。

そして、リアルタイムでは「かわいい」と愛でてばかりではいられないために、過去のかわいさが光って見えるのかな、とも。


我が家の子どもたちは小2と年長になりましたが、まだまだ楽になったなあと感じられる日は訪れていません。

正直、「あああ、もう母はギリギリです、しんどいです、無理…!」と投げ出したくなることもしょっちゅう。

しかし、今の彼らに会いたくなる日も、きっといつか訪れるのでしょう。

それは思春期になった反抗期の頃かもしれないし、高校・大学と完全に手を離れていく頃にやってくるのかもしれません。

あんなに大変だったはずの、あの頃の子どもたちに会いたくなる日が、今のわたしにあるように。


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この記事を書いた人
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卯岡 若菜

小2、年長のよく食べる男児ふたりの母。予想以上のヤンチャぶりに毎日白目を剥いています。車に子どもを乗せて、どこへでも行く関東民。カラオケ好きなのに、子どもと行く...

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