おそらく幼稚園の年中頃の出来事だと思うのですが…。
私の中で印象的に残っている、日常の一コマがあります。
平日か休日か、わかりませんが、私が居間のテーブルで一人、絵を描いていた時のことです。
隣の部屋では小学生の兄が勉強机に向かっていて、母が付き添っていました。
そんなに褒められると照れちゃう。些細なことでもお祭り騒ぎで喜んでくれた家族のお話。
20,864 View幼少の頃の、家の中での記憶。自分にとっては何でもない出来事だったのに、今でも鮮明に思い出せる理由は、母と兄の大げさな反応のおかげかも?
描きたいものを描き終えて、次第にぼんやりする私。
次に何を描こうか考えつつ、ふと、玄関の外にある表札のことを思い出しました。
一人静かに玄関扉を開け…。
「これは、うちの名前」頭の中でそう考え…。
(※仮の旧姓です)
目に焼き付け…。
そのまま、さっきまでお絵描きをしていた用紙に苗字を書き出しました。
すると…。
自分でも予想外の反応が!!
ちょうど書き終えたタイミングで、勉強に飽きた兄が、居間にいる私の様子を見にきました。
そして紙を覗き込んで、大きな声で叫んだのです。
女の子やお花の絵では大して反応しなかった兄が、すごい勢いで驚いている。
母も駆け寄ってきて、同じく感動している。
私は意味がわからず、混乱しました。
これ(苗字)を書くことって、そんなにすごいことなの?
どうやってこの文字を書いたのか、私が母と兄に説明をする。
…というところで記憶は終わり。
今でも鮮明に思い出せる理由
褒められた記憶。強烈な成功体験ですね。
強いインパクトがあったので、ずーっとあのシーンが記憶に残っているのだと思います。
この影響からか?漢字の勉強は好きな方でした。
月日は流れ、大人になり二児の母となった現在。
先日たまたま次男が「お友達にお手紙を書きたい」と言ったので、一緒に文字を練習しました。
一生懸命見本を写しながら、へにゃへにゃの文字を書き切った次男。
記憶に残る兄と母のように、お祭り騒ぎレベルでベタ褒めしました(笑)
あの頃の自分と同年代の我が子にも、この時のシーンが良い思い出として残ってくれたら嬉しいです。
1
反抗期でも、まだ可愛い部分アリ!?ちょっと嬉しかった出来事
月野まる/KADOKAWA
2
“3人”で暮らしたいと思っているのは私だけ?息子の一言にドキン…。
野原 広子/KADOKAWA
3
来る客みーんな自分に会いに来てると思って挨拶する女の子が可愛すぎた!笑
コノビー編集部
4
「絵本が反対だよ」と声をかけたら…1歳にして、トンチのセンスが爆発中♡
コノビー編集部
母に相談しなければよかった…。後悔とともによみがえる、子どもの頃の記憶
野原 広子/KADOKAWA
キミ、人生何回目…??道に迷ったときに思い出したい、息子の深~い一言
コノビー編集部
料理で違いがくっきり?性格が正反対の夫婦がうまくいくコツは、やはり…
そらこ
「昔は可愛かった…」煙たがられると分かっていても、母は呟いてしまう
月野まる/KADOKAWA
「ワーママの大変さ」を、パパが実感したのはこんな瞬間
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』
子が夫に質問「ママのこと大好き?」聞き耳をたてていたら、嘘でしょ…?
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』
夫の育児にモヤる瞬間。「妻がいる前提」のおでかけムーブが私の顔を虚無らせる。
いそめし ちかこ
思わずキュン…♡レストランで夫の対応に”惚れ直した”出来事
多喜ゆい