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「学校行きたくない」に親は激しく葛藤。寄り添う?背中を押す?

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「学校に行きたくない」。子どもがこう訴えてきたとき、「いいよ、休もうか」とすぐに言えますか?私は言えませんでした。新一年生の1学期に始まった、息子の「行きたくない」の記録です。

行ってしまえば楽しい、だけど「行きたくない」

小学校への入学直後、4~5月はそれほど苦労せず登校していた息子。

朝の動きはにぶいものの、何とか通学班のみんなと一緒に学校へ。

それが、6月頃からだんだんと様子が変わっていきました。


息子の寝る時間は20~20時半、遅くとも21時。

しっかり寝ているはずなのに、平日の朝は起こしても起こしても、布団にしがみついて離れません。

土日は前夜の就寝時間に関係なく、パッと起きるのに…。

やがて、通学時間に間に合わず車で送迎する日もチラホラ出てくるように。

それでも、最初は学校に遅刻することはありませんでした。


それが、徐々に学校の朝礼時間にも間に合わなくなり、ついには「しんどい。休む」に。

疲れているのかもしれない。

大人だって休みたいときはあるし、私も小学生時代に休ませてもらったことがあるから、1日休ませよう。

すると休んだ次の日は、何とかまた学校に行く息子。

でもその次の日、また「休みたい」と訴える。


「休む」
「今日も休む」
「頭痛い。おなか痛い。休む」

3日連続で欠席したとき、担任の先生から「大丈夫ですか?」と電話がかかってきました。

7月頭のことです。

嫌なことはない。体調も悪くない。だけど「行きたくない」

先生曰く、「学校で楽しそうにしているから、朝がそんなことになっているとは思わなかった」とのこと。

一方、息子本人に聞いてみても、「嫌なことがあるわけじゃない。学童も楽しい」。

だけど、「行きたくない」。


時は1学期の終わり。

もう少しで夏休みです。

「無理強いはせず、だけど少しでも来られるようになって夏休みに入れたらいいですね」と電話を終えました。

そこから1学期の終わりまでは、「給食だけ食べに来てもいいよって先生が言ってたよ」「今日、カレーらしいよ」「今日、学校のお祭りがあるんじゃなかった?」などと声掛けをし、本人が「行く」と言ったら車で連れていく…という生活を送っていました。


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寄り添いか、背を押すか。悩みに悩んだ母

一番悩んだのは、「どこまで寄り添い、どこまで背を押すか」です。

学校には行ってしまえば楽しいと本人も言っているため、余計に迷いが生じました。


まだ小学一年生。

学校生活に慣れていくためにも、行けるのであれば行った方がいいのでは。

親の声かけで行く気持ちになれるのであれば、背を押す一言をかける方がいいのでは。

毎回「行かなくていいよ」と言ってしまっていいのか。

いやいや、本人の意思を尊重して、毎回「行かなくていい」と答えた方がいいのでは。

そんな葛藤が私の中を駆け巡りました。


ちなみに、私も「行きたくない子ども」でした。

私が最初に「学校に行きたくない」と言ったのは転校した小2のとき。

親はそんな私を休ませてはくれず、学校に連れて行きました。

泣きながら学校に連れて行かれるうち、友達ができて、自ら進んで行けるようになったのでした。


自分が子どものときのことを考えてみても、親としてどの対応が正解なのかはわかりません。

無理にでも行ったから、行けるようになったのかもしれない。

だけど、「休んでいいよ」と1度だけ言われたとき、ホッとしたこともあるのです。

ぐるんぐるん考えが巡り、ついには私まで朝が憂鬱になってしまいました。

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環境への慣れと共に、息子に変化が。対応の正解は今もわからない

結局、まず本人には「まあ、行きたくないときもあるよね」と伝えました。

そのうえで、「行けそうなら行ってみて、しんどいなーと思ったら保健室で休ませてもらったらいいよ」と提案します。

そして、「行きたくない理由があるのなら、何でもいいから言ってほしい」

「ママはエスパーじゃないから、言ってもらえなきゃわかってあげられない」

「熱がなくても、本当にしんどいときは休んでもいい」とも伝えました。


心配していた夏休み明け。

1学期の頃のように、釣られたての魚のように暴れ泣くことはなくなりました。

「送ってくれたら行く」と自ら決める日も増えていきました。

3学期になると、通学班のみんなと一緒に通える頻度が増加。

大好きな6年生のお兄さんがあと少しでいなくなることも、もしかしたら本人の奮起につながっていたのかもしれません。


そして、現在、2年生の1学期。

通学班に1年生の子が入ってきたことが影響しているのかどうかはわかりませんが、毎日通学班で通えています。

「行くサイクル」ができた今、次に「行きたくない」が始まったときには、その原因は「慣れていないから」ではないはずです。

そのときには、本人の意思に寄り添うことを尊重しようと思っています。

根底にあるのは「子どものため」。だから、迷った。

「誰だって、環境に慣れるまではしんどい」。

私自身が子どものとき、親に言われた言葉です。

そんなの知らない、と思ったことを覚えています。

だから、本人の意思を尊重したい気持ちは強いのです。


ただ、最初の一歩を踏み出すきっかけを作れるのも、また親の役割なのかもしれないという思いも抱きました。

どちらも「子どものため」。

難しいですね。


ちなみに、息子が夏休み明けに学校に行ったときは、事情を知らない友達が大いに喜んでくれたのだとか。

こうした嬉しさも力にしながら、とりあえず今は毎日の通学を楽しめているようです。

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この記事を書いた人
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卯岡 若菜

小2、年長のよく食べる男児ふたりの母。予想以上のヤンチャぶりに毎日白目を剥いています。車に子どもを乗せて、どこへでも行く関東民。カラオケ好きなのに、子どもと行く...

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