1. 総合トップ
  2. >
  3. 教育・遊び
  4. >
  5. 親には「それくらい」が、子供には大事件! こじれた親子関係の処方箋

親には「それくらい」が、子供には大事件! こじれた親子関係の処方箋

親には「それくらい」が、子供には大事件! こじれた親子関係の処方箋のタイトル画像

学校でおきたちょっとした出来事をとても苦痛に感じた様子の小3の息子。親としては「それくらいで?」と思うようなことでも、子どもにとっては、大事件ということも。

授業で自分の名前を書かれ、ショックを受けた息子


学校から帰宅後、小3の息子が怒りっぱなしで情緒不安定な日がありました。

こういう日は、学校で何かあった日。


「何かあった?」と聞いても、「思い出すから言いたくない!」と怒る息子。

あまり聞き過ぎてもいけないかなと思い様子をみていましたが、夜になって「話すのは嫌だから紙に書く」と言い、伝えてくれました。

その紙には、「図工の時間、作品を提出するときの例で、先生に自分の名前を書かれた」と書いてありました。



最初、私には意味がよくわかりませんでした。


というのも、同じことがあったら、「先生は私の名前を書いてくれた!」と喜ぶから。


息子にも「良かったじゃない!」と言いそうになったのです。

息子は3年生になってから体調を崩して休むことが多かったので、先生の配慮もあったのかもと思いました。


しかし息子は「恥ずかしい。書かれたくない」と涙ながらに言うのです。

その涙を見て、「泣くほど嫌なことなのか」とびっくり。


息子と自分の性格の違いを発見した瞬間でした。

とはいえどうしたものか…と悩みました。



親には「それくらい」が、子供には大事件! こじれた親子関係の処方箋の画像1
pixta_28146745_M

スクールカウンセラーに相談


対応の仕方が分からず、この件についてスクールカウンセラーに相談してみることに。

すると、「お母さんが『それくらいのこと』と思うことでも、子どもにとっては『おおごと』なんですよね」と言われました。


最初は思い出すから言いたくなかったのに、打ち明けてくれた息子。

勇気を出して打ち明けたのに、「そんなこと」扱いされれば、さらに傷付くでしょう。

「言っても分かってもらえない」と、次から話してくれなくなるかもしれません。

実際に息子は、「あの人には言っても分からないから言わない方が良い」と言うことが、度々あるのです。


息子にとって、何でも話せる相手は母の私。

その私が雑な扱いをすれば、誰にも本音を言えなくなってしまいます。

そう思い、自分の考えだけを元に返答しなくて良かったと思いました。


それでも繊細な息子に対して不安になった私に、スクールカウンセラーは「感じ方は人それぞれですから」とおっしゃってくれました。

息子には息子の感じ方があり、私には私の感じ方がある。


そう考えられるようになったことで、私の中で少し気持ちが落ち着いたのでした。


コミュニケーションスキルを身に付けることを大切に


とはいえ、先生に私から「息子の名前を書かないでください」とも言えないし…と思っていたら。

スクールカウンセラーから「彼には『嫌だと思ったら先生に言っていいんだよ』って伝えてください」とアドバイスが。


思い返してみると、小1のころ、お友達とトラブルがあっても、私から先生に言ってもらっていた息子。

小2になり、自分から先生に言えるようになったのでした。



「自分の気持ちを伝える練習を重ねれば、コミュニケーションスキルが付いて、本人の気持ちも楽になりますよ。大人も同じです」と言われ、安心しました。

そうはいっても、まだまだ気持ちを言う練習中。


実は私も、人によっては気持ちを言えないところがあり、「自分事」で考えてみると難しいと実感。



勇気を振り絞り、私も自分の気持ちを人に伝えられるよう、息子と共に練習していきたいと思っています。


当社は、この記事の情報、及びこの情報を用いて行う利用者の行動や判断につきまして、正確性、完全性、有益性、適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行うすべての行動やその他に関する判断・決定は、利用者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。また、表示価格は、時期やサイトによって異なる場合があります。商品詳細は必ずリンク先のサイトにてご確認ください。

この記事を書いた人
宮野茉莉子の画像
宮野茉莉子

ライター/コラムニスト。
3児(2010年生まれ男、2015年生まれ男、2017年生まれ女)の母。
哲学好きで、考える楽しさを親子ともに伝えることが目標です...

  1. 総合トップ
  2. >
  3. 教育・遊び
  4. >
  5. 親には「それくらい」が、子供には大事件! こじれた親子関係の処方箋