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世間に合わせるのはもうやめた!産後こそ「1番好きなこと」に挑戦したわけ

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出産前は、世間がどう思うかを気にして、自分の好きなことができなかった私。妊娠、出産、育児を経験し、命の尊さや人生が思ったよりも短いことに気づきました。そこで、私は「自分の1番好きなこと」から挑戦することにしたのです。

周囲の意見を気にしてばかりいた産前の私


子どもを産む前は、「自分が1番好きなこと」ができていなかった私。

好き嫌いははっきりしているものの、周囲の意見を聞くと考えこみ、自信をなくしがちでした。

たとえば、就職活動。

小さな頃から書くことが好きで、つらかった浪人時代の心の支えにもなったのが本を読むこと。

書くことも読むことも好きで、第一希望は出版社でした。

ところが、周囲からは「生活する上で重要な仕事を好き嫌いで選ぶのはワガママ」「好きなことを仕事にすると嫌いになる」と言われました。

実際に好きな仕事に就くも、書きたいことは書けるものではないし、売り上げばかり気にして書くことが嫌いになった人もいると聞きました。

そして、「心の支えである本や書くことが嫌いになったら、私には何も残らない…」と、とても怖くなりました。


出版社は倍率も高く、受かる自信も、何があっても好きでい続ける自信もなかったのです。

とはいえ、諦められない気持ちも。


一度、別の業界に就職して、転職するのもいいかもと、結局出した答えは中途半端な形に。


周囲から勧められた業界に就職を決めました。

就活だけでなく、休日の過ごし方なども「自分がどう思うか」より、「世間がどう思うか」を基準にしていました。



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出産で命の尊さを実感


26歳で第1子を出産。

妊娠、出産、育児を経験し、人を一人育て上げるということが「当たり前ではない」ことを思い知りました。

26歳まで、「当たり前のように」私は成長してきたつもりでした。

ケガをしたり病気にかかるも治り、学生時代を過ごし、大人になって仕事をする……。

それは「ごくごく当たり前」のこと。

そんな風に感じていたのです。


しかし、育てる側に回ると、無事成人まで育て上げることは、奇跡の連続のようにさえ思えます。

妊娠中は健診まで日があるので、毎日「重い荷物を持ってしまったけど大丈夫か」「赤ちゃんは元気に動いているだろうか」と心配ばかり。

出産も丸1日かかり、なかなか進まないお産に、本当に無事産まれてきてくれるのか不安でした。


産後も、「体重は増えてる?」「泣き過ぎだけど大丈夫?」「肌が赤いけどどうしたんだろう」「熱は下がる?」「頭を打ったけど大丈夫?」など心配の連続。

高熱が何日も続き、夜間に病院へ駆け込んで、祈るような思いで過ごしたことも1度や2度ではありません。

子どもたちが幾つになっても、内容は変われど、心配し続けることに変わりはないでしょう。


人を一人育てることがここまで心配の連続で、精神・体力的にこれほどのエネルギーがいるものだとは思いませんでした。

いつしか、周囲の人々も、自分自身も「尊い命」と思うように。

同時に、これだけ大変な思いをして育てられたのだから、中途半端に人生を過ごしたり、自分に嘘をついてはいけないと感じるようになりました。


好きなことだけしていても人生は短い


また、思っているよりも「人生は短い」ことにも気づきました。

子どもを産むまでは、時間もお金も自由に使えた私。

今は、同じように自由に使うことはできません。

子育てから手が離れるのは、大学卒業を区切りとするならば、なんと22年後です。

2人目、3人目となれば、25年、30年後……。


50〜60代になって、やっと長年やりたかった事を始めたとしても、体力、知力ともに、追求できる自信が私はありません。

もし「本気で」何かを始めるなら、時間をかけて勉強したり、体験したり、情報収集をする必要があります。

人生をかけて取り組んだとしても、時間は全然足りないかもしれません。

自分の好きなことだけをやっていても、人生は短い……。


この現実に気づいてから、幼少時から書くことも読むことも大好きで出版社が第一志望だったのに、それに取り組めていない今の生活を変えたいと思ったのです。


子育ての合間を縫ってでも何とかして時間を作り、自分がやりたいことは諦めずにチャレンジしよう。

こう決意した瞬間から、私の第二の人生がスタートしました。



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この記事を書いた人
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宮野茉莉子

ライター/コラムニスト。
3児(2010年生まれ男、2015年生まれ男、2017年生まれ女)の母。
哲学好きで、考える楽しさを親子ともに伝えることが目標です...

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