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1ヶ月の「リレー看病」。乗りこえて気づいた3人育児の理想と現実

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子どもが3人いるわが家は1人が風邪をもらってくると、他の2人にも家庭内感染し、看病が長期化します。丸1ヶ月間看病に明け暮れたこともありました。そんな中で、3人育児の現実と、何気ない日常の幸せにも気づいたのです…

入院するも夜は付き添えない


10連休のGW中、次男がロタウイルス胃腸炎で入院しました。


その後1週間ごとに、子どもたちが1人ずつロタに感染(ちなみに私にもうつりました…泣)。

やっと末っ子が治りそうと思ったら、次は次男が咳の出る風邪で40度の発熱。


数日後にはまた他の2人にもうつり、5月は丸1か月間、看病に追われていました。

息づく間もないリレー看病を経て、改めて3人育児について考えさせられました。



その一つが急遽決まった入院でした。


夫と話し合った結果、2歳の末っ子を考慮して、入院中の次男には私が昼間、夫が夜、付き添うことになりました。

とはいっても、身長が高い夫は、付き添い用ベッドでははみ出てしまいあまり眠れないよう…。

帰宅してからは仮眠をとったり、シャワーを浴びる必要があるので、家で末っ子の世話をすることも難しく、祖父母や私の妹に交代で、末っ子の世話をお願いをすることに。


入院中の次男は、最初の3日間は「ママに会いたい」と夜中、泣きっぱなし…。


仕方がないとはいえ、体調が悪くて不安な思いをしている子のそばに、ずっと付き添ってあげられないのはツラい思いでした。



看病中は全員に寂しい思い


平日の看病中には、3人それぞれに寂しい思いをさせているとも感じました。

日中は病気の子が寝室、他の子がリビングで過ごしていましたが、私は家事と、末っ子からも目が離さないためリビングにいる時間が多く、病気の子を1人きりにしてしまう場面が多々ありました。

看病中は家事も仕事も進まず、元気な子どもと遊ぶ余裕もなかなかありません。


病気中の子の具合が悪そうだと心配になり、他の子に話しかけられても「ちょっと待ってて」「今◯◯熱が出てるからさ」と話を遮ってしまうことも。


中でも特に記憶に残っているのは、1人元気だった次男に「今日はママと戦いごっこをしてない」と夜まで言われ続けていたときのことです。

長男と末っ子が胃腸炎で、さらに私にもうつっていたため「今日はごめんね」「ママも体調悪くて」と断っていると、寝る前、気付くと次男が布団をかぶり、「ママと遊べてない」とシクシク泣いていました。

ママや長男とも遊べず、1人で寂しかったのでしょう。

私もやっと「寂しかったね」と気持ちに寄り添うことができ、一緒に本を読んで眠りました。


ただ、その横で長男は吐き気でうなり、長女はあまり飲食せず心配な状態。


自分は1人しかいないし、誰に気持ちを集中させればよいのかと、いっぱいいっぱいになりました。


病気をしていない日常でも、全員と満足に過ごせてはいないのが現実。

看病中は余計に申し訳ないなと感じました。


子どもの病気は何十回経験しても慣れないものです。


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小児科通いとお風呂もひと仕事


気持ちの面とは別に、物理的に大変だったのは小児科へ行くときでした。


上の子は体調不良時には「歩けない」と、甘えて抱っこをせがむことが多かったのです。

気持ちを受け止めてあげたかったので、上の子を抱っこしながら末っ子と手を繋ぐという、いつもとは反対のスタイルで向かいました。

末っ子がもっと小さくて歩けない頃は、おんぶをしながら上の子を抱っこして連れて行くこともありました。


また、末っ子は熱を出すと、寝付けなかったり、寝てもすぐに目が覚めることも多いため、私はお風呂に入ることもできません。

看病中は上の子2人で先にお風呂に入ってもらいました。

長男が次男を見てくれている間に、私はささっとシャワーを浴びるのみ。


3人育児は大変ではありますが、上の子が大きくなると助けてもらう機会もしばしばありました。

一番辛いのは「いつ終わるのか」が分からないこと

色々あった中で、1番辛いのは看病がいつ終わるのか分からないことでした。

看病中は、「心配するだけ」でどっと疲れるものです。

入院の付き添い中はベッドとトイレの往復しか体を動かしていないはずなのに、帰宅後、1時間はボーっとしないと立てないほど、心身ともに疲れてしまいます。

夫もこれには同意見で、心配するだけでこれほど労力を使うのかと驚きました。


子どもたちが夜間も吐いたり、寝づらくて起きるので、一日中気が張っている状態ですし、おまけにかなりの寝不足気味。

仕事が遅れることの申し訳なさで心も痛くなります。

さらに、この状況がいつ終わるのか予測がつかない…。


様々な負の感情に加え、看病に終わりが見えないことで、気持ちがすっかり塞ぎ込んでいました。




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看病の末に気付いた、何気ない日常の幸せ


本好きの私は気持ちを立て直すために、この時期はよく好きな作家さんのエッセイを読んでいました。

その読書の中で響いた言葉が、「落ち込むのは理想と現実のギャップが大きいから」ということ。



乳幼児はよく風邪をひくものだし、子ども3人がそれぞれ病気をもらってくる。

それで、家庭内感染するのだから、看病も長引いて当たり前。

乳幼児子育て、3人子育ての現実を思い知ったように思います。


今までは、看病を「珍しいこと」と思い過ぎていたのかもしれません。


家族全員が健康で何も心配のない日常が、どれほど幸せなことなのかよく分かりました。

おかげで以前より幸せを感じるハードルも下がったように思います。


この夏には家族全員元気で、遊びに行きたいと願っています!

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この記事を書いた人
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宮野茉莉子

ライター/コラムニスト。
3児(2010年生まれ男、2015年生まれ男、2017年生まれ女)の母。
哲学好きで、考える楽しさを親子ともに伝えることが目標です...

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