子育てをしながら働いている理由と聞かれると、第一には「お金のため」なのですが、
もう一つ大切なのは「自分時間が欲しかったから」です。
長男タロス出産後から、年子の娘キノコが2歳になるまで専業主婦でしたが、自分の子どもであっても、四六時中誰かと一緒にいるということが私の性分には合っていなくとても苦しかったのを覚えています。
以前、こちらで記事にしたように託児などを利用しながらだましだまし、保育園に空きができるまで待ちました。
何とか保育園に預けることができ、週5・6日、6時間(残業がよくある)パートを始めました。
最初のうちは身一つで動けること、自分でお金を稼げることに感動して、
仕事をすることがリフレッシュになり子どもや夫へも優しくなれ、気持ちに余裕ができました。
しかし、残業時間が増えるにつれ、家での時間が極端に短くなり、
家にいるときはいつも慌ただしく動かなければいけないように…。
長男、娘を保育園に預けてから、次男の出産で育休をもらい、復職して半年が過ぎようとした頃、
毎日朝も夜もバタバタと時間に余裕がないせいで、自分の気持ちにも余裕がなくなる。
子どもを急かす日々にふと疑問を覚えてしまったんです。
今は昔と違って、いろんな働き方があってありがたいですね。
子どもたちが成長したら、またもっと外で働くかもしれません。
私はその時々で働き方を変えていこうと思います。
よく「小さな子を預けてまで働くなんてかわいそう」という話も聞きますが、
私は親子だろうと距離感って大事だと思っています。
大切なのは「子どもたちと一緒にいるときに、どんな関わり方ができるか?」じゃないかなと。