お食い初め(おくいぞめ)は、子どもが一生食べ物に困らないようにという願いを込めて行うお祝いで、平安時代から続くと言われる歴史のある伝統行事です。
100日前後に行うので、「百日祝い(ももかいわい)」「100日祝い(ひゃくにちいわい)」とも呼ばれます。
まだ歯も生えていない赤ちゃんなので、食べさせる真似をするだけですが、昔は栄養状態や衛生環境も良くなく、子どもが無事に育つことが難しかったので、赤ちゃんの成長を祈る行事やお祝いがたくさん行われてきました。
この伝統がお食い初めとして現代に受け継がれています。
以前はお食い初めと言えば、親戚一同が集まり盛大に行うものでしたが、現代では家族のみや祖父母だけを交えて行うことも多くなってきています。
著者の場合は夫の実家に、祖父母や従兄弟、私の両親なども集まり、通販で購入したお食い初めセットを配達してもらいました。
子どもの行事だからと堅苦しくせず、お食い初めをきっかけに両家の親が久しぶりに会うなど、とても楽しい雰囲気となりました。
今思い出すと、食べさせる順番や由来などをきちんと把握できていなかったのですが、和気あいあいと皆で過ごした、とても素敵な思い出です。
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