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公開 2019年03月17日  

バンボはいつから使える?注意点やメリット・デメリットもチェック

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大人気の赤ちゃんの椅子「バンボ」。いたるところで見かけますよね。そんなバンボはいつから使用できるのでしょうか?メリットやデメリット、使用時間などの注意点についてお伝えしていきます。バンボを買おうか迷われている方は、ぜひ参考にしてくださいね!

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038022145

バンボとは


バンボは、「お座りをする前の動き回る赤ちゃんをじっとさせておきたい」という話を聞いた一人のおじいちゃんが、孫のために開発した、安心して座らせられる赤ちゃん用の椅子です。

ゾウの足のような形をしていて、きっちりと腰を支えるので、安定感があります。

赤ちゃんが早い時期から起き上がることで、周囲を見渡せるので、好奇心を満たすことができます。

また、カラーバリエーションも豊富で、付属品も多数販売されており、インテリアや好みにあわせて選べるのも人気がある理由の1つです。


バンボを使うメリット


それでは、バンボの代表的なメリットを4つご紹介します。

腰がすわる前の「座りたい!」をサポート


赤ちゃんは好奇心がいっぱいです。

腰が完全に座る前でも、寝返りをしたり、はいはいをして移動したり、常に新しい発見を求めて動き回ります。

そんな赤ちゃんにとって、座ることはとても大きな変化です。

寝返り前の視界は天井のみ、はいはいの視界は床のみの世界です。

それが座ることで自分の意思で周囲を見渡すことができるのです。

バンボは腰をサポートするその形状により、赤ちゃんが座っていることができるため、バンボに座って一人遊びをしたり、景色を見渡すことができます。


筆者の場合も2人の育児にバンボを使ったのですが、夕飯を作るちょっとした時間や、トイレに行く間など、バンボをよく利用しました。

赤ちゃんは、バンボに座ることで両手があき、手を使って遊ぶことができます。

ガラガラなどを自分で振って遊んでくれていたり、絵本のページをひたすらめくったり、一人遊びのバリエーションが増えて本当に助かりました。

バンボに座ることは赤ちゃんにとって楽しみであり、親にとってもホッとできるつかの間の時間でした。


離乳食を食べさせやすい


離乳食は半年前後からスタートさせることが多いです。

お母さんのお膝に座って後ろから食べさせるという方法もあるのですが、赤ちゃんの表情や口元が見えづらく、食べさせにくいことがあります。

バンボに座らせることで、赤ちゃんの顔を見てコミュニケーションを取りながら離乳食をあげることができます。

また、専用の机も販売されているので、手づかみ時期になっても、机の上に自分で手を伸ばして食べる楽しさを実感することができます。


安全に座らせておける


育児グッズにおいて最も大切なのは安全性です。

バンボはふわふわして適度に柔らかいのに、作りはしっかりしていて、赤ちゃんにも優しい素材で作られています。

サイズは幅37.5×奥行き37.5×高さ24cmと非常にコンパクト。重さも1.2kgと軽量で、持ち運びも簡単ですが、横に揺らしてもなかなか倒れないという安定感があります。


汚れても洗いやすい


先ほどお伝えしたように、バンボは離乳食期にも活躍してくれます。

ご飯をこぼしてしまったり、遊び食べをしたり、とにかく離乳食を食べるときは汚れますが、バンボは水をはじく素材で、汚れを拭き取りやすく、丸洗いもできます。


筆者も子供が離乳食の時期にバンボを使っていたのですが、赤ちゃんのおしりの下や足の隙間などにご飯をこぼしてしまうことがよくありました。

そんな時でも、さっと拭くだけでいつでも清潔に保つことができ、どうしても取れない汚れはまる洗いができるので、とても助かりました。


バンボのデメリット


とても便利なバンボなのですが、デメリットもあります。ここでは主なものを3つご紹介します。


一人で抜け出せてしまう


バンボに座った時の景色が大好きな赤ちゃんもいれば、もちろん苦手な赤ちゃんもいます。

ハイハイもままならない時期であっても、足や背中を力いっぱい伸ばすことで、スポンと抜け出せてしまうのです。

また、安全性が高く倒れにくい構造にはなっているものの、赤ちゃんが本気で前かがみをすると倒れてしまい、そこから抜け出すこともあります。


著者の2人の子どもも、最初バンボに座ったときは楽しそうにおとなしく座っていたのですが、自分で抜け出せることを知ってからは、座ることに飽きると抜け出すことが楽しみに変わってしまった時期がありました。

バンボを使う時には、安全性を過信しすぎず、目を離さないようにしましょう。


足回りが細めの設計


バンボは赤ちゃんを固定するために、足回りのサイズが細めの設計になっているため、足の太さによっては窮屈なことも。

バンボから下ろそうとする時にも、おしりや足がはまっていて抜け出しにくい場合があります。

そのような時は無理やり引っ張らず、ゆっくりとバンボの脚の部分を広げてから下ろすようにしましょう。

足がきつくて嫌がっていないかどうか、時々チェックしてあげてください。


使用できる期間は短め


バンボはしっかりお座りできる前の赤ちゃんを座らせることが多いアイテムです。

しっかりとお座りできるようになれば、自分で椅子に座ってくれます。

必要な時期にはとても便利なものである一方、使用できる期間は限られているというデメリットもあります。


使用するときの注意点


最後に使用するときの注意点をお伝えします。

どの育児グッズにも言えることですが、皆が使っていて評判もよく便利であるといっても、過信しすぎてはいけません。

きちんと説明書に記載されている方法を守って使用しましょう。


長時間の使用は気をつける


バンボは「本当に必要な時間だけ」使用するようにしましょう。

赤ちゃんがおとなしく座っていてくれるため、その便利さからずっと座らせておきたい気持ちになるかと思います。

しかし、骨も柔らかく充分に体が出来上がっていない赤ちゃんにとって、長時間同じ姿勢でいることは身体に負担がかかってしまいます。

正しい使い方をきちんと調べてから使うようにしましょう。


安定性はあるものの、転倒には注意


先ほどもお伝えしたように、バンボはとても安全性の高いものですが、一人で抜け出すことが可能です。

赤ちゃんは日々成長しているので、昨日までできなかったことを、急にできたりします。

いつもはおとなしく座っているからといって目を離したり、テーブルやソファーや机の上でバンボに座らせたりしないようにしましょう。


バンボは育児の強い見方!


以上、バンボを使うにあたってのメリット・デメリット、注意点をご紹介しました。

著者も「本当にバンボは必要なのか」と購入前に悩んだこともありました。

しかし、使用してみると、予想以上に赤ちゃんが一人で機嫌よく座ってくれたので感動しました。

この時期の赤ちゃんは目も手も離せず、お母さんは家事をすることすらままなりません。

短時間でも赤ちゃんを安全に座らせておくことができれば、お母さんは精神的にも肉体的にもとても楽になります。

正しい使い方をきちんと把握し、状況にあわせて使ってみてはいかがでしょうか。


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