第一回記事投稿コンテストに応募してくださった皆さま。
そして、コンテストの記事をシェアしたり、感想を書いてくださった読者の皆さま。
本当にありがとうございました。
当初の予定では「30名くらい、応募があったらいいね」なんて編集部では話していたのですが、なんと今回3桁にのぼる応募数となり、嬉しい誤算となりました。
今回のテーマは「出産」。
全てのお産にそれぞれのドラマがあり、それは優劣を比較するものでも、苦労の大小を比べるものでもありません。
ありのままのエピソードには、どれも心を打たれました。
基本的には全ての記事を掲載したいくらいだったのですが、コンテスト記事については大きな編集を入れない方針でいたこともあり、表記の修正が広範囲に渡って必要だったり、誤解を避けるためにもう少し追記していただきたい部分があるような記事については、今回は一次審査の時点で掲載を見送らせていただいています。
そして、一次審査を通過した110本の記事の中から、編集部による厳正なる審査のもと「大賞」「優秀賞」「健闘賞」「コノビー賞」を選ばせていただきました。
自身の体験や価値観によって当然感じ方が変わる「出産体験記」ですが、しっかり話し合い、悩んで悩んで、決定しました。
それでは……
発表します!!!!
おめでとうございます!
出産前後のお姉ちゃんの心の動きにスポットライトを当てたユニークな切り口が新鮮でした。
いろんな葛藤を自分なりに整理しようと一生懸命な娘さんの姿にこみ上げるものがありましたし、そうして揺れ動く娘さんの心情を、大人の常識でまとめ上げずにそっとそのまま保障してあげるようなモミさんの関わり方も、素敵ですね。
おめでとうございます!
リスクの高い状況での出産、そしてNICU、産後鬱から夫婦関係まで。出産と産後に関わる困難を、落ち着いた文体と適度な客観性でまとめあげている見事なコラムでした。
ありそうでなかった貴重なコラムとしてランクイン。
出産は必ずしもハッピーな側面だけではすまないことがある。その事実を知るために、このコラムはいろんな切り口を提供してくれます。多くの人に、ぜひ読んでいただきたい記事です。
おめでとうございます!
出産直後の数日間に経験する不安と孤独感は、かなり多くの人が共感できる部分かと思います。
この作品はその点を題材にしつつも、不安や孤独を支える存在は必ずしも家族や知人だけではないという、新しい視点を提供してくれました。
また、通常ちょっとネガティヴに受け取られがちな大部屋という環境を、メリットに変えたという点でも、価値あるエピソードだと感じます。
またテクニカルな点では、絵柄の描き分け、一コマあたりの台詞の量、吹き出しの種類や背景色の使い分けなど、ベテランライターの力量を感じさせる仕上がりでした。
たくさんの応募の中から栄えある大賞受賞、おめでとうございます!
30代後半で初産を経験したHIGAさん。
出産前の気負いと楽観が混ぜこぜになった状況。Googleを開いては、検索魔になってしまうこと。また、出産を起点にスタートする初めての授乳と、その思いがけない困難が丁寧に描かれています。
イラストのカットの選び方からも、ご自身の体験を読者に生かしてもらいたいという思いが伝わってきました。
苦しかった時期のエピソードではありますが、適度なユーモアでその時のことを表現できている。コノビーのコンセプトにもある「笑いと発見」のバランスがとてもよかった作品です。指標の一つであったページビューにおいても、上位にランクインしていましたので、総合的に、評価が高い作品となりました!
受賞したみなさん、本当におめでとうございます!
※商品の発送については、別途編集部よりご連絡いたしますので少々お待ちくださいませ。
そして残念ながら僅差で受賞ならなかったみなさん、ごめんなさい!(本当は一つ一つにコメントしたいくらいです…)
またぜひ、チャレンジしていただけると嬉しいです。
そして実は、第二回のコンテストの募集がすでにスタートしています。
テーマがまた違ったものになっていますので、詳細はコチラをチェックしてみてください!
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今後も様々なかたちで、読者のみなさまと一緒にコノビーを作っていけたらと思っております。
第二回以降のコンテストも、どうぞよろしくお願いいたします。
コノビー編集部一同