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公開 2018年12月11日  

おねしょで傷つく娘に、どんな言葉をかけたらいい?

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脱オムツに成功した2歳から1度もおねしょをする事なく、快適おパンツLIFEを送っていた娘。しかし、小2になった娘に突然現れた「おねしょ」の悲劇。大号泣する娘を笑顔にしたのはパパ・ママの〇〇話でした!

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10272002144

「おねしょ」の存在さえ忘れていた、小2の夏。


娘が脱オムツに成功したのは2歳の時。

それからは1度も「おもらし」や「おねしょ」をする事もなく、「おねしょ」の「お」の字も出てこなくなっていました。

そして時は過ぎ、娘が小学校2年生になった夏の夜。

娘は祖父母に連れられ近所のお祭りに出かけました(私はお家でお留守番し、のんびり1人の時間を楽しんでいました)。

後から聞いた話ですが、どうやら娘はママやパパがいないのを良い事に、ジュースにアイス・かき氷と欲しい物を片っ端から要求し、孫が可愛くてたまらない祖父母も言われるがまま買い与えていた様です。

まさかこれが悲劇の原因とも知らずに……。


平穏な日々に忍び寄る恐怖……


帰宅後、お祭りでハシャギすぎたのか、お風呂にも入らず眠りについてしまった娘。気持ち良さそうに眠る姿を眺めていたら、いつしか私も主人も眠くなり、就寝。

そしてその夜、事件は起こったのです。

心地よい眠りの中で、突然手に感じた違和感。それは布団の中で決して感じるはずのない、何かが濡れたような冷たい感触でした。

思わず「冷たいッ!!」と叫び、私の声に驚いて娘も主人も起きてしまいました。

さっきのは一体なんだったのだろうと布団を探ると、娘のお尻あたりから広範囲に渡り、お布団が水浸しになっていたのです。

まさかと思い、娘を触ると……


パジャマがびしょびしょになるほどの大量おねしょ


娘のパジャマは背中から足までびっしょびしょ、濡れたパジャマからは、ほんのりとおしっこの香りが……。

娘の「おねしょ」でした。

急いで着替えさせ、シーツをパジャマと一緒に洗濯機へ。濡れた布団は朝まで干せないので部屋の端におき、お客様の布団で寝る事にしました。

片付けも終わり「寝よっか」と声をかけると、それまで微動だにせず立ち尽くしていた娘が、突然この世の終わりと言わんばかりに大号泣し始めたのです。


人生初の「おねしょ」にショック!傷心の娘を笑顔にしたのは……


本人曰く、小学生になって「おねしょ」をしてしまった事がとてもショックだったとの事。

そこで、気を紛らわせようと私は自分の失敗談を話し始めました。

「大丈夫だよ、こんなん洗えば済む事だし。ママなんて生理の時よくお布団血だらけにするよ。こっそり洗ってるから娘ちゃんは知らないだけなんだよ。」

するとそれまで無言を貫いた主人が「俺、普通に小5までおねしょしてたよ。パパの勝ちだね。」と誇らしげに会話に参戦してきたのです。

負けじと「ママなんて小6の時にも1回おねしょしちゃった事あるから、ママの勝ちだね」と話すと、主人も「いやいや、パパなんて大人になってからもあるから。やっぱりパパの勝ちだね」と応戦。

気づけば主人と私のお漏らし自慢大会になり、娘もいつの間にか泣き止んで大笑い。


辛い事も笑って過ごせば『良い思い出』に

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しばらく話していると娘も安心したのか、眠りについていました。

人生に失敗はつきもの!長い人生の中で、これからも失敗する事はきっと沢山あるはず。

それでも、一つの失敗が人生をダメにしてしまうことなんてないんだということを、伝えるきっかけにできたらと思います。

※ この記事は2024年03月05日に再公開された記事です。

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