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公開 2018年11月22日  

【お宮参り】赤ちゃんの祝い着や服装など基本的なマナーとは?

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初めて赤ちゃんのお宮参りをする時、細かいルールがわからないことも多いのではないでしょうか。今回は、お宮参りについて赤ちゃんの祝い着やママ、パパの服装や準備するお金などのマナーをご紹介します!ぜひ参考にしてみてください。


目次 お宮参りをする時期
お宮参りの基本的なルール
赤ちゃんに祝い着を着せる習わしがある
お宮参りに必要なお金
お宮参りの神社の選び方
お宮参りに準備していきたいもの
パパやママの服装マナー

お宮参りをする時期


お宮参りは赤ちゃんが産まれて初めて神社にお参りし、誕生したことを神様に感謝し、心身とも今後の健やかな成長を見守ってもらうようにと祈願するものです。

男の子の場合は生後31日目か32日目、女の子は生後32日目か33日目頃に行うとされていますが、赤ちゃんの体調が第一ですので、若干の前後は問題ないようです。

赤ちゃんが生まれた時期によっては、お宮参りのタイミングが真夏の暑い時期や冬の寒い時期にぶつかってしまうことがあります。
また、当日に雨や雪などの悪天候に見舞われるケースもあるでしょう。
このような事情がある場合には、少し時期をずらしたほうがいいかもしれませんね。

一般的なお宮参りのタイミングはあくまでも目安にし、臨機応変によい日取りを選んでお参りをするのがベストです。

晴天で暖かい日のほうが、赤ちゃんや同行するパパ、ママも気持ちよく過ごせます。
赤ちゃんの体調などを見ながら、それぞれの家庭に合ったスケジュールを決めるのがよいでしょう。

お宮参りの基本的なルール

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お宮参りは、赤ちゃんにパパとママ、夫側の両親が同行するのが一般的です。

古いしきたりでは、姑である夫の母親が赤ちゃんを抱いていく風習がありました。

ただ、現代では、さほど厳格なルールはなく、状況に合わせて臨機応変に対応している家族が多いようです。
みんなで赤ちゃんの幸せを祈りながら神社に参拝します。

赤ちゃんに祝い着を着せる習わしがある

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お宮参りの際には、赤ちゃんに祝い着という衣装を着せる習慣があります。

女の子も男の子も、内着として白い羽二重を着せ、その上から祝い着をかけるのが一般的なお宮参りのスタイルです。

男の子の祝い着には、黒や紺地に兜などの勇ましいモチーフがデザインされていることが多いです。
一方、女の子用の祝い着の場合は、赤、ピンクといったかわいらしい色がベースになっており、手まりや花のモチーフを取り入れた華やかな友禅模様が施されています。

このような祝い着は、赤ちゃんの背中に着物を覆うように掛け紐を結びます。

ちなみに、赤ちゃんにスタイなどをかけて祝い着の上からだしておくと、顔の周りが汚れません。お宮参り用のスタイと帽子のセットも販売されているので、お参りの際に利用ができます。

お宮参りに必要なお金

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お宮参りのときに神社に初穂料(祈祷料)を包んで渡すのが一般的で、5千円〜1万円を包む方が多いようです。

のし袋を用意される場合は、紅白の蝶結びののし袋に表書きで「初穂料」と赤ちゃんの「姓名」を書きます。

無地の封筒に「初穂料」などの表書きをして現金を包むだけで十分ですが、蝶結びの水引がついた紅白ののし袋を使えばより本格的です。

お宮参りの神社の選び方


どこの神社にお参りするのがよいかは、ケースバイケースです。

かつては、住んでいる地域の氏神様にお宮参りをするのが習わしでしたが、現代では好きな神社を選んでお参りをするファミリーが増えています。

実家の近くにある神社や有名な神社に参拝するファミリーも多く、必ずしも地域の氏神様にこだわらないのが現代のスタイルになっています。

実のところ、赤ちゃんや参加するメンバーの体調などを考えて、神社を選ぶケースも多々あります。

生後1カ月前後の場合、余り遠い場所にある神社だと赤ちゃんの体にも負担がかかります。

車を使うときでも、長時間の移動は赤ちゃんにとって大きなストレスになるので、赤ちゃんの体調を第一に考える場合は、近い場所から適当な神社をピックアップしてお参りをしたほうがよいかもしれませんね。

また、季節によってもベストな神社は変わってきます。

例えば、参道が長い神社は季節によっては負担が大きくなります。

祝い着を着て歩くことを考えると、階段が多い、坂道の勾配がきつい、といった神社も避けたほうがよいでしょう。

お宮参りに準備していきたいもの


お宮参りの前には、いくつか準備しておきたいことがあります。

例えば、祝い着の準備です。

祝い着を着せる場合、あらかじめ襦袢と祝い着の結び紐を通しておけば、神社についてからすぐに着せられます。

また、スタイなどは替えを持参すると、汚れたときにすぐに取り換えられるでしょう。

気温の変化に対応できるように、おくるみやブランケットも用意しておきたいところ。

また、おしりふきやおむつといった、赤ちゃんの健康管理に必要なアイテムも忘れずに持参しましょう。


前撮りをせずに現地で写真を撮る場合は、カメラも必須です。

当日は荷物が多くなる可能性があるので、軽量でコンパクトなカメラを用意しておくと便利。
本格的な写真を撮影したいときには、事前に写真館などで前撮りを済ませておきましょう。

パパやママの服装マナー


当日のパパやママの服装にも、厳格な決まりはありません。

ただ、お宮参りは1つのセレモニーであるため、少しあらたまった雰囲気の服装で臨むのがよしとされています。

パパは略礼服に白のワイシャツ、白ネクタイが基本ですが、落ち着いた色のスーツであれば問題ありません。

ママは和装にされる方もいますが、産後の体調や授乳することを考えて洋服でも全く問題ありません。
授乳服にきちんと感のあるジャケットを羽織ったり、フォーマルなワンピースなどを着ても良いでしょう。

パパママが略礼装なら、祖父母も略礼装で構いませんが、父方と母方の両家の祖母が揃って参列する場合には、服装の格を合わせるようにしましょう。


パパやママにとって一生の記念になる日です。

自分たちが納得のいく準備をして、無理なく過ごせるようにしましょう。


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