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過去の自分に教えてあげたい、お産の教訓6つ <投稿コンテストNo.94>(2ページ目)

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プレママさん必読!そうです、出産は想定外な出来事が連続なんです。まさかの危機に備える心構えをフルサワさんが時系列にポイント解説!

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10331000199


【ポイント4】このあと、丸2日何も食べさせてもらえないなんて、この時の私は知る由もなかったよ!何が起きるかわからないので、食べられる時にガッツリ食べておこう!




8月13日 20:00

お産は進まないまま、面会時間も終了。

明日の朝8:00にまた来ると言い残し、ダンナは一旦帰宅することに。へとへとの私はすぐ眠りにつきました。

麻酔が切れると痛みで目が覚めるので、つど麻酔を追加しつつ(ボタンを押すと、自分で追加できるのです)、気づけば0時をまわっています。

「ダンナはもう寝てるかなー。LINEしてみようかなー」などと思いつつ、ウトウト。


【ポイント5】この時ダンナは、自分が父親になるというプレッシャーに押しつぶされそうになっていたそうだよ!ダンナのメンタルケアも大切!


8月14日 3:00

「ちょっと様子見ますねー」

助産師さんが内診に来ました。私は寝たり起きたりを繰り返し、まったく頭が働いていません。

「あ、破水してますね。でも子宮口は3センチしか開いてないから、まだまだね」

「今日生まれます?」

「この感じだと、夕方頃には生まれるかな」

急に、出産が現実のものになりました。

「子宮口がなかなか開かないから、ちょっと麻酔減らしましょう」

麻酔のせいでお産が進まないとのこと。ぼんやりとしていた痛みの輪郭が、くっきりしてきました。

「ちょ、あの、いたいです…」

「麻酔効いてるから、これでも普通の陣痛の1/10くらいよ」

マジで!?世の中のママさん、すごいぜ…


8月14日 6:00

ほとんど眠れないまま朝になりましたが、私はずーっと夢を見ているような、フワフワした意識の中にいました。もう少しでダンナが来るかなーなどと考えていると、妹からLINEが。

「どうした?」

「SMAP、解散発表したよ」

「嘘でしょ……」


【ポイント5】推しは突然解散するよ!常に心の準備を怠らないようにしよう!



8月14日 8:00

ダンナが来ません。全然来ません。

電話にも出ません。嘘誇張なく50回以上鳴らしましたが、来ません。嫌な予感しかしませんでした。

「あいつ…寝てやがる」

私は子宮口が3センチ以上開かず、麻酔が少しずつ弱められていきます。

「いだーいいだーいいだーい」

診察に来た先生は、難しい顔をしていました。

先生「ご主人の到着を待って、促進剤を入れましょう」

「別に待たなくていいです、今から入れちゃってください」

先生「まだ慌てなくて大丈夫だから。電話したんでしょ?ご主人、何時頃来る?」

「電話に出んわ…」

ダダ滑りでしたが、これくらいの余裕がまだ私にはありました。


8月14日 10:00

ダンナが来ません。全然来ません。

電話にも出ません。嘘誇張なく100回以上鳴らしましたが、来ません。

先生も少し慌ててきた様子です。

先生「ご主人、まだ連絡とれない?」

「はい…もういいです…別れます…」

先生「別れなくてもいいけどね、ちょっと赤ちゃんの心拍が弱くなってきたんだ」

「はい」

背筋がひやっとしました。痛みと眠気にボコボコにやられて朦朧としていた意識が、はっきりと研ぎ澄まされます。

先生「もしかしたら、緊急帝王切開になるかもしれない。手術には家族の方の同意が必要なんだけど」

「いいです、なんでもいいです、子どもが無事ならそれでいいです」

先生の話を途中で遮り、私は強く言い放ちました。

大きく頷いた先生。

その瞬間、私の電話が鳴りました。ダンナです。

「ごめん!寝てた!朝まで眠れなくて、ちょっとだけ横になろうと思ったらそのまま寝ちゃって」

「今すぐ来い!緊急帝王切開になりそうだけど、あんたのサインが必要なんだよ!」

「あ、はい、すぐ行きます!」

無事生まれてきて欲しい、それ以外何も考えられませんでした。

8月14日 11:00

先生「ご主人、何時に着く?」

「あと5分…」

先生「同意書にサインをもらったら、すぐに緊急帝王切開にしましょう」

「先生、私のサインだけでいいです、すぐにやってください。待たなくていいです。お願いします」

私の強い主張に、ダンナの到着を待たず緊急帝王切開に入ることになりました。そのまま手術室に運ばれ、慌ただしい空気の中大きく息をつきます。

お願いします、私はどうなってもいいので、この子だけは無事に生まれてきてください。私は、生まれてはじめて本気で神様に祈りました。

「ご主人、到着しました!」

助産師さんが私に駆け寄ってきて、手をぎゅっと握ってくれます。

「ご主人から伝言、『遅くなってごめんね』だって。何か伝えることある?」

「ぶっ〇ろす、と」

先生と助産師さんたちが一斉に吹き出します。そこからはあっというまでした。


11:14。

3110gの元気な男の子が生まれました。

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