どーも父です。
出産がテーマということなんですが
今回は母親の出産と向き合う
5歳の娘にスポットを当てていきたいと思うんですがよろしいですか?
よろしいですね、ありがとうございます。
嫁さんの妊娠を知ってからの娘は
自分が姉になる歓びと
産まれてくる赤ちゃんに
お父さんとお母さんを取られるかもしれない不安との狭間で毎日葛藤していました。
つわりのお母さんの背中を優しくさする娘。
お母さんにゲ○を吐かせている赤ちゃんの存在が許せなくなる娘。
産まれてくる赤ちゃんの顔を描いた絵を壁に貼って満足気な娘。
周りの大人がお母さんのお腹を触って「楽しみやねー」って言うと不機嫌になる娘。
赤ちゃんの為にいろんな名前リストをひらがな表を見ながら作ってくれる娘。
赤ちゃんの為に組み上げたベビーベッドを見て突然泣き出す娘。
そんな風に一喜一憂している娘を見ていると
6年前同じように、この子を産むために不安と歓びの中で一喜一憂していた嫁さんの姿を思い出しました。
「女性は十月十日かけて母親になる」とよく言いますが
娘もきっと十月十日かけて姉になるために
まぁ覚悟って言うと大袈裟ですけど
そういう「マインド」的なものを育ててるんでしょうね。
父はそう思います。はい。
というわけでいよいよ出産前日。
あ、言い忘れてたんですけど嫁さんは帝王切開なんで手術日の前日から入院してます。
というわけで本当に出産前日です!
そこには長い葛藤の末についに「姉マインド」を手に入れたたくましい娘の姿が!!
お風呂上がりのドライヤーをひとりでかけます!
だって!
お姉ちゃんだもん!
寝る前の歯磨きもひとりでやります!
だって!
お姉ちゃんだもん!
ウ○チする時トイレのドアを閉めます!
だって!
お姉ちゃんだもん!
そんなたくましいお姉ちゃんを連れて
いざ出産当日の病院へ!!
カーテンの隙間からなんとか中の様子を覗こうとする娘(もちろん見えない)。