みなさん、産後血腫てご存知ですか。
予定日も近づき、お産が迫ってくると陣痛ってどれだけ痛いのかなあ、とか出産のことが色々不安になりますよね。
妊婦さんをさらに不安にさせたいわけではないのですが、私が出産の際に体験した、陣痛より超絶痛かった「産後血腫」のことをお伝えしたいと思います。
分娩クライマックスは大絶叫しましたが、初産にも関わらずスピード安産だった私。
晴れて出産という大仕事を終えたという心地よい疲労感の中、母子手帳に記録をつける助産師さんのペンの音を聞きながら分娩台の上でまどろんでいました(やや記憶に美化あり)。
と、その時。
助産師さんが下着に湿布を挟んでくれていたので、それが会陰切開の傷に沁みているのかと思っていました。
湿布を外してもらって一安心…と思いきや、全く傷みが消えることはなく。
むしろどんどん痛くなってきてそのうち息も上がってくる始末。
え、先生呼んでくるのーー!?
私のそのへんで何が起こってるのーーーー!!!???
気持ちを落ち着かせようともさらに痛くなるオシリ。
まさかの陣痛ラウンド2…?ざわ…
となったところで先生登場。
いつもなら「うーん、先生にお任せします★」と優柔不断の私はてへぺろするところですが、この時ばかりは30年以上生きてきて一番早い決断でした。
しかし麻酔をするとなっても、麻酔の先生が待てどくらせどやってこない。
その間痛みはどんどん増していき、分娩中すらしなかったラマーズ法までやりだす始末。
いやー出産しといてよかったー痛みを逃す方法わかるもんね!とか言ってる場合じゃないです。
まじで痛い。
陣痛の時以上に叫んでいたらしく、医療スタッフがぞくぞくと増えていく。
あまりの激痛でそろそろ気を失うんじゃないかという頃に麻酔の先生が到着。
点滴をうち始めました。