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十月十日の間に、私たち家族が経験した”命”と向き合う時間<投稿コンテストNo.38>

十月十日の間に、私たち家族が経験した”命”と向き合う時間<投稿コンテストNo.38>のタイトル画像

妊娠から出産までの十月十日。様々な予期せぬ出来事も起こると思います。今回らもちゃさんが、約10ヶ月の間にご家族に起きた出来事を綴っています。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10312000240

もうすぐ2歳になる娘を妊娠、出産のときの話


妊活をはじめてすぐに、陽性反応が出て旦那と一緒に大喜び。

しかし、喜びも束の間、出血があり病院を受診すると「流産」と告げられました。

その日の夜は、旦那と一緒に号泣したのを覚えています。

子宮に血の塊があったそうで、数日後、経過を見るため病院へ。

すると今度は診察室で「胎嚢(赤ちゃんの入った袋)のようなものがある」と告げられました。

流産と言われたショックから、少しずつ立ち直りかけていた私たちはびっくり。

もやもやとした気持ちを抱えつつ、2週間後診察を受けると、モニターに映る小さな心拍が確認できました。

しかし妊娠が継続していた喜びもありましたが、一度「流産」と告げられたショックもあり、毎回毎回健診の日を迎えるまでは不安な気持ちを抱え、時には涙することも…。

そんな心配をよそにお腹の赤ちゃんは、無事成長をしてくれていました。


ようやく安定期に入った頃、旦那の母方のお祖母ちゃんが亡くなり、安産祈願の予定日がお葬式に…。

同時期に、旦那の父方のお祖父ちゃんが入院。

赤ちゃんは赤ちゃんで成長がゆっくりになり、小さい上に逆子の状態。

まだくるくる動く時期だから、と健診のたびに言われながら、気づくと9ヶ月になっていました。

受診していた先生には逆子体操は進められず、37週に逆子を治すため入院が決定。

その頃、退院していた旦那の父方のお祖父ちゃんが再び入院し、医師から「いつどうなるか分からない状態」と告げられていました。

旦那がお祖父ちゃんに妊娠を伝えると、涙を流して喜んでくれ、ひ孫が生まれてくるのを誰よりも楽しみにしてくれていました。

旦那の父方のお祖母ちゃんも健在だったので、「もしかしたら、お祖母ちゃんにしか赤ちゃん、抱っこしてもらえないかもしれないね…」と当時、旦那と一緒に肩を落としました。

逆子を治すための入院まで、後1週間となったその日の朝、お祖母ちゃんから「美容院に行きたいから連れて行ってほしい」と頼まれ(義祖父母は、隣に住んでいました)、車を出し「帰りはタクシーで帰るから」と言うお祖母ちゃんを見送り、私はそのまま実家へ。


夕方、実家から家に帰り、お祖父ちゃんのお見舞いに行くため、旦那の帰りを待っていました。

すると、お義母さんから携帯に着信が…。

お祖父ちゃんに何かあったのか、とドキドキとしながら電話に出ると、告げられたのは、「お祖母ちゃんが倒れて運ばれた、意識もなくどうなるか分からない」という内容でした。

旦那が帰り次第、一緒に病院に向かうと告げ電話を切りました。

待っている間、落ち着かず家の中をウロウロとしたり、もう帰っていないか何度も外に出たりしていました。

隣のお祖父ちゃんお祖母ちゃんの家に、お義母さんの車が止まっているのが見えたため、お祖母ちゃんの様子はどうか聞きに行くと、お義母さんから「今、亡くなったと連絡が入った」と告げられました。

美容院の施術後、体調が悪くなり救急車で運ばれ、そのまま意識不明になったそうです。

原因は脳出血でした。


慌ただしくお通夜とお葬式も終わり、逆子を治すため入院をしました。

外回転術という処置で逆子は治り、次の日に無事退院。

退院日は、旦那の実家で晩御飯を頂いていました。

晩御飯を食べ終わった頃、お義父さんの携帯に病院から着信が…。

病院に駆けつけると、「寂しくなったから家族を呼んでほしい」という事だったので、胸をなでおろしたのを覚えています。

お祖父ちゃんはこの頃にはもう、意識が混濁したりはっきりしたり、日によって波がある状態でした。

この時は会話もでき意識もしっかりとしていたので、無事退院したことを報告し、お腹を撫でてもらい、家に帰りました。

その後お風呂もすませ、早めの就寝。

深夜2時を回った頃、下半身に違和感があり目が覚めました。

下半身を触ると、パジャマがぐっしょりを濡れています。

破水??寝ぼけた頭が、一気に覚めました。

旦那を起こさないように、病院に連絡。

退院時に持って帰った荷物を再び持ち、申し訳ないと思いながら疲れている旦那を起こし、病院へ。

診察を受けると、間違いなく破水とのことで、そのまま入院。

しかし朝になっても陣痛が来ず、赤ちゃんも小さいため促進剤を使っての処置になりました。

促進剤を使うと数時間後には子宮口も全開になり、分娩台へ上がってからは10分もかからず、看護師さんからお墨付きを頂くほどの超安産でした。

赤ちゃんも小さな身体からは想像もできないほどの、大きな産声を上げてくれました。

ただ2000g満たない低体重のため、旦那や義両親、両親とも対面のみすませると、すぐにNICUの保育器へ。


その後お祖父ちゃんに出産の報告のため、旦那と義両親は病院に向かったそうです。

報告した時には意識はなく、その後も意識が戻ることはなかったそうです。

そして出生届を出す予定日の深夜、お祖父ちゃんも亡くなった、と病院で旦那から電話を受けました。

妊娠から出産まで約10ヶ月の短い間に、流産の宣告や逆子、低体重、3人の曾祖父母を亡くしながらも、無事産まれてきてくれた娘。

誰にもらったのか、娘の頭には2つのつむじがありました。

私たちに似たのか成長はマイペースですが、天国から3人の曾祖父母に見守られながら、大きな病気もなく、すくすくと育っています。



ライター名 らもちゃ


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