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「ヒッヒッフーじゃないの!?」誰か教えて欲しかった、出産時のいきみ方<投稿コンテストNo.37>

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マタニティヨガで呼吸法もばっちり!そう思っていた「いっしゅ」さんを待っていたのは、まさかの出産体験でした。


私の通っていた産院は、誰でも何人でも立ち合い可・ビデオ撮影もOKのところでした。

せっかくなので初産を記念に残そうと、夫と実母に立ち合いをお願いし、夫にはサポート役を、母にはビデオ役を頼みました。

はじめての出産に意気込んでいた私は、安定期に入ってから産む1週間前までマタニティヨガに行っていました。

「ヨガも出産も吐く呼吸が大切よ。ゆっくりと痛みを逃すように長い息を吐けば、スルッと産まれるからね。では、あ~・い~・う~・え~・お~で息を吐く練習をしましょう。」

そうインストラクターから教えてもらっていたため、家でもストレッチをしながら息を吐く練習をして、本番を楽しみに待っていました。


迎えた出産当日。

早朝、鈍い痛みで目が覚めました。

予定日よりも8日早かったため、これが前駆陣痛か!と興奮し、その日たまたま予約をしていた妊婦健診に向かいました。

健診に行ってみると本陣痛だったようで、「今日明日には生まれるんじゃないかな~。」と言われ更に興奮。

一度家に帰り、しっかりとご飯を食べ、お風呂に入り、入院の荷物をまとめて、母と夫に連絡をしました。

そうこうしているうちに陣痛が5分間隔になったため入院が決定。

夫が病室に到着したのは晩御飯時でした。

この頃の陣痛間隔は3分。

「来てくれてありがとう!私だけごめんね~ご飯用意してもらえて最高。いただきまーす!イテテ…。」

始めは余裕だったため、普通に会話をしていましたが、そのうち一言発するのがやっとに。

歩くのが辛いくらいの痛みに変わったところで陣痛室へ移動し、それと同時に「プリンもってきたよー。」と母が到着しました。


「内診するよ~。いいね~順調!7cm開いたかな!」

「いつプリン―――?」

この頃からうるさくなり始めた私。

とういうのも、痛みで声が大きくなっているのはもちろん、ヨガで息を吐けばスルッと産まれると聞いていたため、言葉を発するごとに息を吐き続けていたのです。

「出産中に食べる?」

「ムリ――――」

「じゃあ産後のご褒美だね。」

もしも出産で死んだらプリン食べられなかったこと後悔するだろうな~と頭には思い浮かぶのに、言葉ではイタイ――しかでなくなりました。

叫び声に合わせて、背中をさすり続けてくれる夫。

「イ゛タ゛イ―――――あ!」

局部にものすごい圧迫感を感じたかと思うと、何かがはじけたようなパチンという感覚と共に、あたたかい液体が太ももに流れました。

「破水したね~。分娩室いける?」

パニック状態になってきた私に、手慣れた助産師さんが付きっきりになってくれました。

「トイレ――――」

「鍵あけたまま行ってね。」

「血――――」

「みせてみせて~。あ、良い感じにおしるしきたね!出産近いよ~。じゃあ分娩室へどうぞ。」

分娩台に乗ると腕の血管が確保され、母がビデオを回す様子が見えました。

夫は後ろでサポートをしたり、お水を渡してくれたり、応援をしてくれているのが伝わっていました。

が、テレビでよく見る、夫の手を握りながら、なんて不可能。

腕を折ってしまいかねない容赦のない力でしがみついていました。

「コツバン―――ワレソウ――――」

たまに母が視界に入る度、こんな思いをして私を産んでくれたのに、今までどれほど口答えをしたことがあったかと、反省しながら局部に力を込め、全力でいきみました。

「イタイ―――」

「もう全開だからいきんでいいのよ!」

助産師さんの言葉の意味が分かりませんでした。

「いきんで~足に力入れて~」

ヨガで息を吐いたらスルッと産まれると聞いていたため実践していた私は心で叫びました。

もういきんでますけどー!


痛い痛いと大声で叫びまくること3時間。

「切りましょう。へその緒が赤ちゃんの首を巻いてる。陣痛に合わせるから痛くないと思います。」

お医者さんの言葉と共に鈍い音がジョキ!っと聞こえました。

「イ゛タすぎる――――――――――!!」

どこが痛くないんだ!もう無理どうなってもいい!なんか挟まってる!早く産まれてくれ~!と開き直って叫ぶのを止めたときです。

「そうよ!そのままいきんで!声を出さないで、足に力を入れるのよ!」

「・・・・!」

いきむって、黙って踏ん張ることだったのか!

理解したら、一瞬で産まれてくれた息子。

立派な産声をあげた小さな命を抱っこしながら一言「すみません、うるさくて。」と皆様に謝りました。


処置が終わった後、無事に分娩台の上でご褒美のプリンを食べました。

母が撮ってくれたビデオには、3時間にわたりジェットコースターに乗り続けたかのような絶叫系出産をする私と、サポートをしてくれている夫、息子の誕生の瞬間がバッチリと抑えられていました。

ヒッヒッフーで出産をするものだと思っていたのですが、あれは子宮口が開くまでの痛み逃しだったのですね。

何はともあれ、私の子どもに生まれてきてくれてありがとう。

想像以上に痛い授乳、寝不足の毎日、可愛すぎる成長と、日々色々な新しいことを教えてもらっていますが、これからはじまるベビーとの生活が楽しみです。


ライター:いっしゅ


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