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強まる陣痛…もう耐えられない!その時、なぜか頭をよぎったこと(笑)<投稿コンテストNo.36>

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出産前後は絶対楽しもうと決めていた、グルグル母さん。しかし実際出産時には、こんなことが頭をよぎっていたといいます。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10112000277


私は、小動物の獣医をしています。

動物の出産についての勉強や経験のおかげ?で、自分の妊娠・出産がかなり興味深く、絶対出産前後は楽しもうと心に決めていました。

しかしそんな私の実際の出産は、こんな感じでした。

予定日の12日前に破水。


私の実家は遠方でしたが、夫は夜勤のある仕事のため、里帰りしていました。

ある日の早朝3:30頃。

違和感で目を覚ますと、下半身がじわりとぬれてきていました。

「尿漏れ?…いや、尿っぽくない。破水?…にしては少ないような。」

この時、予定日の12日前。

“いよいよ生まれる!”というドキドキもあまりなく、妙に冷静な私。

というのも、臨月まで働いて退職したため、産休育休が無く、今後の収入が不安だった時期で、

出産手当金を当てにしていたので…

初産は遅れる事が多いと聞いていたのに…

出産手当金12日分損した…

…などと、頭の中でお金の計算をしておりました…。


かすかに腹痛があるものの、どうせ時間がかかると思ったので、5:30頃、母親が起きてくるまで待機。

母が起きてきて、病院に行く段取りが付くまでの間に、夫に病院行くね、とLINEしておきました。

「俺はすぐ行った方がいいのか?」と慌てる夫に、「今日は仕事して、最終の新幹線に乗って来て~」と落ち着き払って返信。


さて、産婦人科へ移動。

しかし陣痛が来る気配なし。昼過ぎ、陣痛促進剤の点滴がスタートされました。


ここから、壮絶な戦いが始まりました。

徐々に強くなるお腹の痛み。
 
そのうち、声を抑えるのが無理な域に達し、でも、力んだら駄目だと思って、「痛いー!」という声と共に息を吐き出し、少しでも力を抜こうとする。

想像を絶する痛みがあるのに、一向に子宮口は開かず。

真夜中過ぎに夫が到着。

痛みに声を上げ続ける妻の背中をさする、仕事上がりの夫。

やがて疲労が勝って、痛い痛いと叫び続ける妻の横で寝始める夫。

マジか!夫!

この声の中で寝られるのか!夫!!

陣痛の間、私は少しでも気をそらそうと、あえて別な事に意識を集中させておりました。

出産手当金の計算。

失業保険の手続きともらえるお金の計算。

これから子育てにかかるお金の計算。

頭の中は、なぜか「お金」「お金」「お金」。

だんだん腰の骨や骨盤が痛みだす。

そろそろ来るんじゃ?と思っても、子宮口が3センチから開かず…

日付が変わって夜が明けて、昼前までのたうつ。

そして、嫌な予感が強くなる出来事が。

お腹に胎児心拍のモニターを付けていたのですが…

…陣痛と共に、ちょっと胎児心拍数が落ちている…?

助産師さんが顔色を変えて出て行き、やがて院長先生が入って来て、心拍モニターを見ながら、

「陣痛で赤ちゃんの心拍が落ちてきてるから、これから張り止めの点滴をして、ちょっと準備が必要なので、夜になったら帝王切開するね。」

…あー…やっぱりー…

相変わらず痛みに悶え、吐きながら、喉が痛いけど麻酔前なので絶飲絶食…辛い。

頭の中にふとある考えが浮かぶ。

帝王切開って、もしかして生命保険おりるんじゃ?


ちょっと心が穏やかになる。

母親に、

「帝王切開っていくらかな…多分、保険が下りると思うんやけど…出産手当金の産前分が安くなるから、補填できるくらい出たらいいな…」

と、脂汗をかきながら話すと、

「あんたこんな時に何言ってんの!?」

と返される。当然のツッコミですね。

この時のことは未だに語られます。


さて、時間の過ぎるのが早いような遅いような、よくわからなくなってきた頃、ようやく手術室へ。

手術は立ち会えるのが夫だけのため、夫にはお願いをしておきました。

「(お腹から子供が)出てくるところを、動画に撮っといて…!」

麻酔がかかって感覚が鈍くなっていく半身の、その感触は忘れがたいです。

「今どこ切ってる?」と横で手を握っている夫に訊くも、「何か膜」とのあいまいな答えに「いや、何の膜切ってる?」と、痛みが消えたせいで余裕が出てきた妻はいら立ちを隠さない。

「分からんって!」…そりゃそうだ。

「ていうか撮ってる?撮って!」

ちなみに後で確認したら、いざ子供が出てくるところしか撮られておらず、切っている所から撮ってよ!と私に怒られた、かわいそうな夫でした…。

出てきた赤ん坊と初めての対面は…

「おお~…」と一言。

こいつが腹の中に居たのかー、くらいの感覚でした。

へその緒が通常の倍くらい長くて、赤ん坊の首に二周巻いて、そこから腋の下に挟まっており、子宮が収縮するたびに血流が悪くなっていたようでした。

その上、私の骨盤が狭く、下から産むのは困難だっただろうとの事。
 

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