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公開 2018年10月27日  

たくさんの人に支えられた出産。では、産後は……?<投稿コンテストNo.29>

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お医者さん、助産師さん、看護師さん、家族。出産する時は本当にたくさんの人の手を借りています。しかし、退院後の産後生活はどうでしょう?ユーモアを交えながら、大切な視点を思い出させてくれるユキミさんの体験談です。


>【第一話】から読む

ユキミです。

いつもはインスタグラムにて、2歳になる息子ユキタに日々振り回されている、新米母さんの日常をお送りしています。

突然ですが……

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産科の先生、助産師さんを始め

出産の際立ち合いをしてくれる家族

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どうして……

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どうして……!!

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子どもが全然泣き止まない!

どうしよう!ナースコールナースコール!

助けて助産師さぁぁん!

って…、ここ我が家やないか!!

洗濯物が散らばり、その上を息子が叩き落したミルクがこぼれている地獄絵図だけど、我が家やないか!!(泣)

泣き止まぬ我が子に加え家事までも迫ってくる。

手が足りない!分身の術使いたい!

誰か沐浴くらいしてくれぇぇぇぇ!!

母親レベル0の自分の中には、常に号泣しているボス(息子)がいる。

病院では出産後のお世話の基礎は教えてくれても、それを超えた応用は教えてくれないのだ。

出産が終わったら、レベル0のまま即ボス退治…

いや、ボスの世話である。

母1人で子どもと一緒にお風呂に入る方法

1日泣き止まない子どもを横に、母が食事を取る方法

夜泣きがひどくて一睡もできない時の乗り切り方

全部自分で調べ、自分で考え、1つ1つ母親経験値を上げていくしかないのだ。

ちなみに唯一頼れる家族であり、戦力であった夫は、産後直ぐは張り切ってイクメンぶりを見せていたものの、3か月もすれば……

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イクメンはどこにいったぁぁーーー!?

産後直ぐは夫にとって「子どもがいる光景は特別☆」だったみたいですこぶる張り切っていたようですが、3か月も経つと特別が日常に変わり、夫もそれに併せて産前の通常運転にお戻りに。

夫のイクメンの魔法が解けた瞬間に待っていたもの、それは……

母1人で孤軍奮闘である。

ちなみに夫はすぐに私を頼って戦線離脱するが、そんな常々頼られる私にだって武器などない。

そんな時に頼りたい召喚獣(実家のばば)だって、遠方に住んでいるため呼べない。

「努力」「根性」「気合い」

と、時折見せる「我が子の可愛さ」のみで母は戦うのである。

ちなみにHP(体力)は満タンどころか常に0スレスレの状態。

会陰切開の傷が痛い、授乳のし過ぎで取れそうな乳首、一生のうちで味わったことのない激しい寝不足。

産後の母はまさに、傷だらけの戦士。

出産後のこんなこと…

どこの母親学級でだって教えてくれなかった…!!(泣)

たくさんの頼れるサポートと仲間がついていた出産とは違い、孤独になりがちな育児。

でも……

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本当に世の中に1人ぼっちになってしまったかのような孤独が押し寄せてくる、夜間授乳や夜泣きの際。

インスタや、コノビーなどの育児漫画に本当に救われました。

世の孤軍奮闘するお母さん!

本当は育児って、1人でするようになんかできてないですよ!

1人で育児している状態って、実はとってもとっても無理しているんですよーー!!

と言ったって、どうしても今の世の中核家族が多くなってしまう中、そんなことなかなか改善しようがないですよね…。

なので!

育児中母が元気で戦える、エネルギーの補給は必須です!!

私は育児中のエネルギー源は「共感」と「笑い」だと思っています。(あと甘いもの即ちおやつ)

コノビーや、インスタグラムでのたくさんの方の育児漫画を見て、たくさん「あるあるー!うちだけじゃないんだ!」と頷いてたくさん笑ってください。

きっと「1人だけじゃないんだ」と思えると思います。

孤軍奮闘中のお母さん、見えないだけで戦友はいっぱいいます!

なんなら、育児は出産の時よりたくさん仲間がいます!

これから出産の方、スタート直後いきなり予想外のことだらけで、派手に転倒してしまうこともあるかと思います。

そんな時に起き上がれるよう「共感」と「笑い」になるエネルギー源だけは事前に要準備!

(私が助産師さんなら入院用準備リストに入れたいっすわ。)

と、ついつい力が入ってしまいましたが…

出産はゴールではなくスタートだということを産んでから痛感した私から、せめてものアドバイスです。

コノビーのテーマ

子育てに、笑いと発見を

その「あるある!」の笑いと、「え…次はこんな成長になるの!?」の発見を少しでも皆さんに、私の漫画でお届けできたら幸いです♡


ライター: ユキミ

※ この記事は2024年03月02日に再公開された記事です。

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連載「第一回 記事投稿コンテスト 『出産』」 #29
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