初めての出産、完全に陣痛の痛さを舐めていました…!
娘を妊娠中、よく母に病院へ送り迎えをしてもらっていました。
その時に、陣痛にすごく不安があった私は、よく母の時はどうだったのかを聞いていました。
どうやら母は超安産体質だったようで、あっという間の出産だったそうです。
その話を聞いて、私は完全に安心してしまったのです。
出産は母親に似ると聞いたことがあり、自分も母と同じくらいの安産体質なんだと思い込んでしまいました。
もう祖母が難産だった話などは全く頭に入ってきていませんでした。
自分が超安産体質だと思い込んだまま、月日はすぎ、私も予定日前に破水しました。
ドキドキ、ソワソワしながら病院に向かい、少しづつ痛くなるお腹に不安を覚えながら病院へ向かいました。
この時は、生理痛より少し痛いくらいでこんなものかーと思っていました。
病院に母が到着してからも、このくらいなら平気~なんて話していました。
事態が急変したのは深夜2時頃。
痛みがキツくなってきたので、LDR室に移動しました。
どんどん強くなる痛みに呼吸が浅くなったのか手足もしびれ始め、この辺りから母とは違うかもしれないと思い始めました。
そして想像を絶する程の痛みになった時、パニックになり大絶叫!こんなに痛いなんて聞いてない!
痛みに耐えながらも、母が笑いを堪えているのが目に入ってきます。
途中から怒りがこみ上げてきました(笑)
耐えられない痛みになってから約6時間、元気な女の子を出産。
正直、やっと終わった…と思いました。
その後、少し落ち着いてから母に
と笑いながら言われ、また腹が立ったのを覚えています。
しかし、私も陣痛開始から合計で14時間。
初産で14時間は安産だと言われました。
母の話を聞いて、想像していた痛みを大幅に上回る痛みだったのでなんだか納得いきませんでした(笑)
これで安産なら母はやっぱり超安産だったのだな…と改めて思いました。
2人目出産の時は、母は絶対に分娩室に入れないと話しています(笑)
産後の恨みは忘れないと言いますが、陣痛中の恨みもなかなか忘れそうにないなと思った出来事でした。
ライター:もつ