今回ご紹介するおうちピザの考案者は、3人の男の子のママでもある吉永麻衣子さん。
「簡単に作ることができて、家族がしあわせになる“おうちパン”」のレシピを次々と開発されています。
市販の食パンで作るピザトーストも楽しいですが、安心の材料で生地から手作りできたらもっと楽しい…と思いませんか!?
生地作りは、材料をスプーンでぐるぐる混ぜるだけなので子どもでも簡単にできますし、お休みの日のランチにも大活躍!
準備はとっても簡単なのに、大人も子どもも楽しめるので、ホームパーティーでのちょっとしたおもてなしにもぴったりです。
それでは、さっそく作り方をご紹介します。
こんなに簡単でいいの?子どもと一緒に生地から作る「おうちピザ」

材料をタッパーに入れて、スプーンでぐるぐる混ぜるだけ!生地から簡単に手作りできるおうちピザのご紹介です。お休みの日のランチや、お友達と一緒のホームパーティーにもいかがですか!?
子どもと一緒に手作りする「おうちピザ」は格別!


【生地の材料】

強力粉……180g
塩……2g
インスタントドライイースト……2g
水……150g
※材料をあらかじめ計量してビニル袋に入れておけば、いざという時にサッと準備できて便利。いくつかストックを作っておくのもおすすめです。
※インスタントドライイースト2gは、小さじ1/2の分量です。大容量パックのインスタントドライイーストを購入される場合は、冷凍庫で2年間の保存が可能です。

【作り方】
<STEP 1> わずか5分!生地作り
1.材料をデジタルスケールで計量し、タッパーに入れます。
この時、長方形のタッパーを使うと、後で生地を成形しやすいのでおすすめです。

2.スプーンを使って粉を簡単に混ぜ合わせ、水を8割ほど入れます。

3.スプーンで全体をぐるぐる混ぜます。

4.粉っぽいところをめがけて、残りの水を入れます。

5.1分程度を目安に、均一になるようにスプーンで混ぜます。

6.粉っぽさがなくなったら、スプーンで表面を平らにして蓋をします。

7.冷蔵庫で一晩(最低8時間)寝かせます。

生地が1.5〜2倍に膨らんだらOKです!(左:発酵前 右:発酵後)
一般的なパン生地よりも生地が柔らかいように感じるかもしれませんが、とても水分量の多いパンなので、これでOKです。
<生地づくりのポイント>
●生地があまり膨らまない場合は、冷蔵庫の温度が低いのかもしれません。野菜室に入れてみてください。
●膨らんだ生地は3日程度もちますので、すぐに焼けなくても冷蔵庫に置いておきましょう。発酵が進んで、蓋を押上げそうなほど膨らんだら、壁際をパンづくり用のカード(手順9で写真あり。お持ちでなければゴムベラでも可)で触ってガスを抜いてください。
●急いで膨らませたい時は、常温に置いておいてもOK。季節や室温によりますが、2〜3時間でしっかり膨らむので、朝に生地を仕込んでランチタイムに焼くということもできます。

<STEP 2>生地を取り出してトッピング!
8.タッパーの蓋を外して、強力粉(分量外)を多めに振ります。

9.生地をつぶさないように注意しながら、容器の4面すべての壁を触るように、カードを差し込みます。
生地と容器の間にも粉が入るように、容器の壁際にもたくさんの強力粉を振っておくことがポイント。
こうすると生地が落ちやすくなり、容器から取り出しやすくなります。

10.アルミホイルの上で容器を逆さまにして、生地が自然と落ちてくるのを待ちます。
どうしても落ちてこない場合は、カードを使って落としてください。


11.生地を平たく整えたら、ピザソースを塗ります。
市販のピザソースでも良いですが、今回は2種類の味を楽しめるように、マヨネーズとケチャップを半分ずつ塗っています。

いよいよ、子どもたちお待ちかねのトッピング!
お好みの材料を用意しておいてください。
今回は、ハム、玉ねぎ、トマト、アスパラ、コーン、サラミを用意しました。

12.スプーンでソースを伸ばしたら、

13.自由に好きな具を乗せていきます。

季節の野菜をたっぷり取り入れるのも良いですね。

14.まんべんなくチーズを乗せて…

15.準備完了!いよいよ、トースターで焼きます。
予熱なし、1200Wで15分(900Wの場合は20分)できれいな焼き色がつきます。
火力や焼け方はお手持ちのトースターによっても異なるので、様子を見ながら焼き時間を調整してください。


焼き上がり!

やけどに注意しながらトースターから取り出し、網があればその上で少し冷ましてからカットします。
焼きたてをお楽しみください♪


みんなで作ると、こんなに楽しい!

自分でトッピングしたピザは、子どもたちにも大好評!
家族でも、お友達と一緒でも、どんどん手が伸びてあっという間に売り切れてしまいます。
今回は「おうちピザ」としての楽しみ方をご紹介しましたが、このパンは吉永麻衣子さんが考案した「ドデカパン」と呼ばれるもので、たくさんのアレンジメニューがあります。
冷蔵庫での発酵が終わって生地をアルミホイル上に取り出したら(手順10)、落ちた生地の両端を真ん中に折り込むようにして三つ折りにし、長方形に成形します。
表面にオリーブオイルを塗って、指で複数のくぼみをつけ、岩塩をパラリして焼けばフォカッチャの完成!
最初に粉を混ぜる段階(手順1)で黒ごまやオレンジピールなどを入れ込んでおけば、風味の違ったパンを焼くこともできます。
家族みんなで楽しいおうちパン、ぜひ試してみてくださいね!

写真:白田京子
「ドデカパン」のアレンジレシピをもっと見たい人は…!
当社は、この記事の情報、及びこの情報を用いて行う利用者の行動や判断につきまして、正確性、完全性、有益性、適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行うすべての行動やその他に関する判断・決定は、利用者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。また、表示価格は、時期やサイトによって異なる場合があります。商品詳細は必ずリンク先のサイトにてご確認ください。
