母から聞いた、私が小さい頃の祖母の話。
祖母は「子どもだまし」、つまり子どものグズグズをごまかしてなだめすかすことが得意だったそうです。
1~2歳児の訳の分からないグズグズに対し、子どもの気をそらせて泣き止ませる必殺技。
祖母の勢いに飲まれて興味を他に移し、ぐずっていたこともすっかり忘れる2歳児。
そんな思い出話をふーんと聞いていたのですが、実際自分の子が少し大きくなると、訳の分からない要求で色々ぐずられる毎日。
ダメな理由を言い聞かせるも、まだまだ分からない1~2歳児。
別に危険なこと以外は本気で叱りつけて止めさせるまでもないけれど、子どもの言いなりになって要求を呑むのもいかがなものか…
そんな時、「叱る」でも「要求をのむ」でもない第三の選択肢「ごまかす」は何度も役に立ちました。
この「ごまかす」、簡単なようで実際やってみると中々難しい。
私なりのコツは、まず最初完全に子どもから気をそらした演技をすること。
子どもが対象に興味を示してから、初めて声をかける方が成功率が高いです。
中途半端にやると「ごまかそうとしてるな」とすぐ勘付かれます。
子どもは鋭いですね…。
最後にこれも大事なポイントだと思うのですが、私の記憶では物心ついてからは大人たちにごまかされた覚えはなく、「ダメなものはダメ」と言われて育ったように思います。
つまりはちゃんと向き合ってくれたのだなぁと。
(上手いことごまかされすぎて記憶に残ってないだけかもしれませんが)
物心がつくまでの限定技として便利な「子どもだまし」、上手く使いたいものです。
1
多忙な母が、いつも“床掃除”を欠かさなかったワケ…今ならわかるんだ。
コノビー編集部
2
イメージは、優しくト~ントン…寝かしつけの理想と現実、こんなに違った!
コノビー編集部
3
これは泣く……!新社会人の息子が出発前に振り向いて……
コノビー編集部
4
外で「お父さん」は恥ずかしい。でも無視はよくない…息子は父になんと声をかける?
コノビーおすすめ書籍
前髪を切った日、保育園にお迎えに行ったら幸せになった
おやま/KADOKAWA
コツコツ貯めたお金の使い道は?息子さんの優しさが泣ける……(涙)
コノビー編集部
30代の男女に調査【旅行におすすめの便利グッズ】1位は何?
コノビー編集部
保育園の先生への感謝がとまらない!そんな貴重な体験とは……?
コノビー編集部
「ワーママの大変さ」を、パパが実感したのはこんな瞬間
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』
夫の育児にモヤる瞬間。「妻がいる前提」のおでかけムーブが私の顔を虚無らせる。
いそめし ちかこ
子が夫に質問「ママのこと大好き?」聞き耳をたてていたら、嘘でしょ…?
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』
思わずキュン…♡レストランで夫の対応に”惚れ直した”出来事
多喜ゆい