昨年の春に息子が保育園に入園、そして私も新しい職場で働き始めることとなり、新しい生活が始まった我が家。
朝はとてもあわただしく、さながら戦場のようでした。
負けられない朝の戦(負けたら遅刻)。
去年の春に、我が家が得た教訓をお伝えします…。
いちばん時間がかかり、そして何より思い通りにならなかったのは、息子の支度でした。
「今日は保育園に行く日だよ」
「朝ご飯は○時までに食べようね」
「お天気のテレビが終わるまでに○○しよう」
など、時計やテレビ番組を目安にして日課を伝えました。
すべてがマイペースで、遅刻ギリギリで身支度を終える毎日ではありましたが…
1年たった今では、「今日は(保育園の)先生とこ行く日~!」と認識するようになりました。
息子の日課については、コツコツと習慣づけていくことが大事だったなぁと感じます。
我が家は夫が先に出勤する、というタイムスケジュールなのですが、
「夫がいなくなった後に、子どもの相手をしながら支度をする」というのが、思っていたよりも大変なことだったのです。
・息子の着替え
・私の身支度準備(化粧や着替え)
・ゴミだしなどの家事
これらは、それまで私が専業主婦だったため、すべて1人で担っていたものでした。
そのため夫もそれまでと同じように、自分の身支度だけ整えるとサッと出勤してしまったのです。
当初は1人で四苦八苦していましたが、やがてうまくやりくり出来ないことに限界を感じ…
より具体的に「いつ」「誰が」「何を」分担するのかを話し合いました。
事前に決めておくことで、お互い効率的に動けるようになり、もっと早く相談すれば良かった〜!と痛感しました。
保育園に到着してからも、意外に時間はかかるものです。
まず「玄関で靴とアウターを脱ぐ」で、ひと戦です。
時には鮮魚のように暴れ、そして時には蝶のように逃げる息子を追いかけながらの作業…。
それからハンカチやタオル、着替えなどをセットして、最後は「行ってきますのお別れ」です。
通い始めた頃は泣いてばかりで、まったく“バイバイ”が出来なかった息子。
私も「行ってきます」と別れるのが、とてもつらく感じていました。
しかし!
1年たった今では、私を振り返ることなく先生やクラスメイトの元へまっすぐ走っていきます。
元気いっぱいの後ろ姿を見て「成長したなぁ~…」と感じる2年目の春です。
新しい生活が始まるこの時期、大変なこともあるかもしれませんが…
お子さんの、更なる成長を楽しめるスタートとなりますように!