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〜プロのお片付けで、みんなが笑顔で過ごせる家づくり〜 前編

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「家に帰ると散らかったリビングを見てうんざり…」「家事を夫婦で分担したいと思っても、最終的にはママが全部やることに…」などなど、お家や家事分担について、皆さん悩みが尽きないのではないでしょうか。そこで今回は、家族みんなが「ただいま!」と帰りたくなる家庭づくりを目指して活動する、NPO法人tadaima!さんをご紹介します。

オシャレな家づくりのプロたちが、「家に帰りたくない」と嘆く理由は?

代表の三木智有(みきともあり)さんは、以前はインテリアコーディネーターとしてご活躍。



おしゃれな家づくりをすることがメインのお仕事ですが、同業のインテリアコーディネーターの方たちが「なんだか家に帰りたくなくって・・・」と口々に言っているのを聞いて違和感を抱いたそう。理由を聞いてみると、夫婦関係がうまくいっていないことがほとんど。



それを知り、住まい手にとって本当に居心地のよい家とは、単にインテリアが素敵な家ではなく、家族が心地よく暮らしに携わっていることだと思い、NPO法人tadaima!を設立したそうです。

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「パパの下着入れのすぐ隣に、子どもの着替えや登園グッズを置いておくことで、自然とパパが子どもの着替えを手伝う機会が増えたりするんですよ」と三木さん。お家の環境や意識をちょっとずつ変えていくことで、無理なく一つひとつの家庭の課題を解決していく。そんなtadaima!さんに、プロのお片付け術を伝授いただきました。

おうちの中の小さな悩みを、お片付けのプロが一緒に解決!

今回は、「おうちパートナー」と呼ばれるアドバイザーが実際にご家庭を訪問し、家庭の課題を丁寧にヒアリングした上で、どうすれば家族全員が居心地の良い家になるかを一緒に考え、実践的なアドバイスやサポートまでしてくれるサービス、「おうち準備パック」を利用させていただきました。



今回は実際に3歳と1歳の二人のお子さんがいらっしゃる高橋さんのお宅を大改造!そこで得た片付けテクニックを少しだけ紹介しちゃいます。

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 高橋さんのお悩み

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「子どもが生まれてからも、基本的にレイアウトは二人暮らしの時のまま。収納はそこにどんどん追加していく形になってしまって、物があふれてしまうんです」と話す奥さん。

お子さまが生まれると様々なグッズが増えることもあり、片付けが難しいですよね。今回はそんな高橋さん宅のお悩みを解決していきます。

理想のおうち実現までの流れ

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<STEP1>まずは事前にカウンセリングシートに記入!

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まず、夫婦がそれぞれどのくらい家事を行っているか、家庭でどんなことに困っているかを事前にシートに記入するところから始まります。

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このシートを使うと、夫婦での家事の分担状況が明確にできるそう。その状況に応じた家事の共有アドバイスをしていきます。

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<STEP2>おうちパートナーのコンサルティングスタート!

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コンサルティング当日、おうちパートナーが家庭にやってきて、カウンセリングシートをもとに、また実際におうちの中を見ながら、家庭の課題を明確にしていきます。

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▲実際のコンサルティングの様子(左が三木さん、右が高橋さんご夫婦)

奥さん「この家は収納場所が足りなくて」



三木さん「収納スペースは十分にあるかと思います。使っていないけれど奥に眠っているものってありませんか?」



奥さん「そういえば結構あるかも・・・」



このように、収納スペース不足ではなく、整理整頓ができていないことが問題だと指摘する三木さん。そこでまずは、リビングの棚を整理してみます。

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<STEP3>実際にいざ片付けを開始!

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悩みの種のリビングの大きな棚の中でも、特に何が詰まっているか分からなくなっていた、お子さまの保育園グッズ用のボックスを実際に片付けてみることに。

★point1★「まずは中身をすべて出して広げ、いらない物を捨てる」

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▲before:整理前のお子様の保育園グッズ用ボックス

三木さん「まずは使っていない物を捨てることから始めましょう。よく『整理整頓』という言葉を使いますが、『整理』にはモノを捨てる、『整頓』は整えるという意味があるんです。何を捨て何を取っておくのか、ルールを決めながら一緒に整理をしてみましょう」

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▲一度中身を全部出し、捨てるものを分別している様子

また、片付ける時は上から覗き込むのではなく、一度全部出してから整理するのが大切と三木さんは言います。一度全部出してみると、意外といらない物が出てきたり、捨てる踏ん切りがつきやすくて効果的とのこと。

★point2★「中身は立ててしまう」

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▲before:幼稚園の書類などが蓄積している様子

奥さん「子どもが作った作品や、幼稚園から持って帰ってくるお知らせが溜まってしまって…」



三木さん「子どもの作品は棚にディスプレイの場所をつくっておいて、そこに飾るのがおすすめです。十分楽しんだら写真にデータ化して捨ててしまうのがいいかもしれません。書類は期限が過ぎたものは捨ててしまいましょう。期限内のものは、一つのファイルに入れて見えるところに置くと良いですね」



また収納の基本は「寝かせず、立てること」。寝かせてしまうと、奥のものが取れなくなってしまいます。立てて収納することで、その後も整理整頓しやすくなるそうです。

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▲after:中身を立てて収納することですっきり!

「中身を一度広げていらないものを捨てる」「中身は立ててしまう」という二つのポイントを抑えるだけで、使いやすく片付けやすい収納ができました。

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<STEP4>決めたことを振り返り、次回までの宿題を確認

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片付けの方針を一通りおうちパートナーと一緒に確認したら、これから自分たちの理想の部屋づくりをしていくための進め方を相談します。ご夫婦とおうちパートナーの間でどこからどのように手をつけるかを確認するのが一回目のゴールとなります。

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▲指導を受け、今後の部屋づくりに関して相談している様子

高橋さんのご家庭の場合は、リビングに置かれた大きな棚の整理が肝。まずは整理、つまりいらないものをどんどん捨てることを徹底的に行うことが次回までの宿題になりました。



三木さん「自分たちでスケジュールを決められるご家庭もあれば、おうちパートナーが細かくスケジュールを決めるところまでサポートする場合もあります。『これで自分たちだけでも片付けをできそう』というところまでサポートするのが私たちの役割です」



高橋さんご夫婦は、「もうこのぐちゃっとした家に帰ってくるのはいや。サポーターさんがついてくれる今なら、頑張って片付けられそう!」と、とても意欲的な様子でした。

おうちの課題は家庭の課題、小さな悩みを解決して家庭が変わる

今回レポートした高橋さんのご家庭では、片付けそのものに悩みが集中していたため、物理的な片付けについてのアドバイスを聞くことができましたが、三木さんによると、ご家庭の悩みにはもう一つのパターンがあるとのこと。



三木さん「今回のように整理整頓のお手伝いをするご家庭の他に、おうちの課題をヒアリングしていくうちに、奥さんの旦那さんに対する愚痴がどんどん出てくる、という家庭も多くあります。カウンセリングシートで休日の過ごし方などを見てみると、家事が奥さんに任せっきりの家庭になってしまっているんですね。そういった家庭では、どうしたら家族で家事を『シェア』しやすい家になるかのアドバイスをしていきます」



おうちの中の悩みは家庭それぞれ。高橋さんのご家庭が、これからどのように変わっていくのか楽しみですね。



さて、次回の後編では、2回目の訪問で高橋さんの家がどのように変身したのか、またそれを経てご夫婦の気持ちがどのように変わったのかをレポートしていきます。次回もお楽しみに!

(取材・写真:長﨑優美、田中聡大 / 文:高寺雄二)

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この記事を書いた人
NPO法人tadaima! 三木 智有の画像
NPO法人tadaima! 三木 智有

10年後も「ただいま!」と帰りたくなる家庭にしよう!をスローガンに家事シェアを広める活動を行っています。
家事を家族でシェアすることで、家族はもっと笑顔に、そ...

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