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子どもの幸せのために出来る事はする。でもそれ以外は変わらずでいい。 / 3章

子どもの幸せのために出来る事はする。でもそれ以外は変わらずでいい。 / 3章のタイトル画像

妊娠中は、赤子が無事に育っているかなど、不安なことが多かった。そのせいで自分で自分を抑えてしまっていたけれど、産後出会った一冊の本がその思い込みから解放してくれた。



マタニティーマークの「お母さん」のイラストを
自分のようには思えず、
ガーリーなマタニティーグッズも、
自分では選ばないようなものばかり。

一般的な「妊婦さん」のイメージと
自分とのギャップに、
妊娠中は漠然とした居心地の悪さを感じていた。

不安だから、逆らえなかった

子どもの幸せのために出来る事はする。でもそれ以外は変わらずでいい。 / 3章の画像1

出産を終えた今でこそ
こうして文句を言えるが、
妊娠中はいわゆるマタニティーのイメージに
違和感があっても、
はっきりと拒否することはできなかった。

自分でも無意識だったその気持ちを
今になって考えてみると、たぶん
自分のコントロールできる範囲を超えた
「妊娠」というものへの畏怖
があったと思う。

一瞬一瞬、いまお腹の子どもが
生きているか死んでいるかがわからない。

病院でエコーを見た帰り道に
もう不安になることもあった。

胎動があったとしても、
もしかして苦しんでいるのだったら
どうしようと考えてしまい、
潜在的な不安が常に付きまとっていたし、

妊娠中ずっと何かに祈るような、
恐る恐るといった心境が根本にあって、
私が一般的なマタニティーのイメージから
逸脱したり反発したりすると
お腹の子どもの生存に影響するんじゃないかと
恐れてもいた。

非科学的だが、そのくらい、
妊娠は自分ではどうにもできないことだ
感じていたのだ。

その結果、妊婦にまつわるイメージが
好みじゃなかったり
自分の心境と違っていても
うかつに反発できない感じが続いていて
苦しかったのだと思う。



この記事を書いた人
菅原那由多の画像
菅原那由多

「私は、私のままで、母になりたい…。」

はじめての妊娠、出産、そして、母になったわたしには、
「一般的な母親像」との葛藤がたくさん待っていた。
誰でも...

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