私は25歳で長男、32歳で次男、40歳で長女を出産しました。
20代で初めての子育て。当時は…
今振り返ると、若さと体力はあったものの、いつも人に左右されていた私。育児書のマニュアル通りにいかないことに、いつも苦しんでいました。
ママ友もたくさんいましたが、興味のないブランド話や、同じママ友の悪口大会に費やす時間は、ストレスそのもの。
「早く帰って、洗濯物片づけたい…」と思いながら、NOとも言えず、その悪口に賛同する自分が嫌でたまりませんでした。
3人目の子育てでようやく得たことと言えば、「人との関わり方」の、自分なりのコツだと思います。
子どもつながりの人付き合いの場合、ただ相手に気を遣ってばかりでは、自分のことを知ってもらうことができません。
そこで、相手の年齢に関係なくフランクに話しかけて、情報共有するように。常に相手を敬う気持ちさえあれば大丈夫!
子どもと遊ぶ時も、以前はいろいろと無理をしていましたが…
今は、疲れている時はTPOに合わせたりして、一緒に楽しめることをするようになりました。
子育ては10歳までが体力戦。それ以降は頭脳戦だと思っています。
子どもが成長すればするほど、親の方も知恵を絞る回数が増えたように思います。
子どもが嘘をついた、お友達とトラブルになった、成績が落ちたなど、「どんな対応をしたらいいのか…」と悩む時は、フランクに話せるママ友に相談しています。
ママ仲間の中で年長者の私が口火をきると、「実は私も…」という情報交換ができることも。これから来るであろう娘の思春期の難しい子育て期も、これなら乗り越えられるような気がします。
やれることは、子どもと一緒に120%楽しむ!そして少々しんどくなったら、翌日にまわしたり、夫に丸投げしたり。小ワザをふんだんに使いこなしながら、いい意味での図々しさが必須なのです。
考え方も振る舞いも、決して慌てず背伸びせず。
これこそがまさに加齢ゆえに「華麗」なる子育てのなのでは?と、自負さえするこの頃です。