「たった一人の人間をたくさん喜ばすんも『成功』なんやで」／ 今日の、ひとことvol.１８

関西弁で話す超個性的な神さま「ガネーシャ」が、売れない若手芸人につたえた言葉。

ガネーシャは、かなり自分勝手なキャラクターですが、さすが神さまだけあって、その言葉は子育て中の胸にもひびきます。

子どもが生まれると、生活ってガラリと変わりますよね。

子どもと向き合ってばかりの毎日に、時には息がつまりそうになることも。

以前の生活を思い出して、「昔はいろいろな人と関わっていたのに」「もっといろんなことができていたのに」と、今の生活がちっぽけに感じてしまうこともあるかもしれません。

だけど、目の前のわが子をたくさん喜ばせることができるのは、今の自分だからこそできること。

そして、それも、人生における「大成功」なんです。

「次はどんなことをして、この子を喜ばせよう？」と、子育てのワクワクに気づかせてくれる、そんな言葉です。

水野敬也『夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神』,飛鳥新社,257p

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