息子が生まれる前、私は決めていたことがあります。
それは、
「息子をパパっ子に育てよう!」
…という計画。
なぜなら、
「パパっ子になってもらえば、育児が楽になるかも?」という期待と、
「放っておいたら育児に参加しないんだろうな、うちの夫…」
という不安があったからです(笑)。
息子が生れてからは、声かけをする時に、
なるべくパパの話題を口にするよう心がけました。
夫は仕事が忙しく不在がちだったので、
そこにパパがいなくても、パパの存在を感じてもらえるようアピールし続けたのです。
その甲斐があったのかどうかはわかりませんが、
1歳になる前には、すっかりパパっ子に育った息子。
夫も、息子からの純粋な愛情にメロメロ。
子育てにも協力的になり、まさに思惑通り!でした。
この頃から、息子は何をする時にも
「パパ!パパ!」と呼ぶようになりました。
パパっ子って、こういうもんなの?
これで大成功なの?
育児も夫と分担されたんだし、楽になった…のかな…
これで、良かったんだよ…ね?
…って、ほんとに〜!?
いつでも「パパ、パパ」と言うようになり、
私には「バイバイ!(あっち行って)」という意思表示されてから、
ついに思い知った現実…。
そう、それはものすごい「疎外感」でした。
これまで、ずっと私にべったりだったのに!
ご飯もネンネも、お母さんじゃなきゃダメだったのに~!
急に仲間外れにしないでよ~~!!
自分でパパっ子計画を企てておきながら
「おいしいところだけ持っていきやがって…!」
と、夫に嫉妬する始末。
2歳を過ぎた今でも、息子は相変わらずパパが大好きです。
時々は寂しさを感じることもあるのですが(笑)、
夫が育児に積極的に参加してくれることは、
やっぱり私の負担を軽くしてくれています。
育児やしつけについて夫に相談しやすいのも、
大きなメリットだな~と感じています。
また、生真面目な性格ゆえについ一人で頑張りすぎてしまう私にとって、
「パパっ子計画」は、ピッタリな方法だったかもなぁ…とも。
今となっては、パパっ子育児に感謝できるようになりました!