遊んだ後、食事の前後…と、
1日に何度もする「手洗い」。
時には嫌がる息子をなだめて、なんとか手を洗うこともしばしば。
忙しい時やイヤイヤが強い日は、
面倒に感じてしまうこともあったのですが…。
近ごろなんでも「自分でやりたい!」という意欲の強くなってきた息子が、
ついに手洗いも自分でできるようになった瞬間でした。
「私が手伝ってあげなきゃ、まだまだ何もできないだろう」
「2歳なんて、赤ちゃんに毛が生えたようなもんだ」
そんなふうに思っていた私。
「自分でできる!やってみる!」という気持ちは息子の成長なのですが、
母の手から急に離れてしまったようで、寂しく感じてしまいました。
もう息子の手を洗ってあげることはないのかな…
ふと、「息子の手を洗ってあげた『最後』は、いつになるのかな?」と
思い返してみたのですが
あれが最後になるのなら、もっと優しくしてあげれば良かった〜!(笑)
育児の「これが最後」の瞬間は、
気づかないうちに訪れるものなのかもしれないなぁ…と、
痛感した出来事でした。
寂しいけれど、息子が手を洗えるようになったのは成長の証し。
初めは洗面台にも登れなかった息子が、ここまでできるようになったなんて…
息子と一緒に頑張ってきたことも、
今にしてみれば大切な思い出になっているんだなぁ…。
これから成長していくにつれ、
私が手伝わなくても良い場面がどんどん増えていくでしょう。
いま現在の私には想像もできない「遠い未来」な気がしますが、
案外すぐに、巣立ちの日は訪れるのかもしれません。
毎日少しずつでも、確実に息子は成長していきます。
何かと忙しくて、
息子を手伝ってあげることを時には面倒くさく思ったり、
イライラしてしまったりすることもあるけど、
もっとじっくりと、子育てを楽しんでみようと思った出来事でした。