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公開 2017年04月28日  

「高齢出産で生まれてくる子どもは“かわいそう”?」子どもの立場からのアンサーとは

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わたしは、母が45歳の時に生まれた子どもでした。


「高齢出産」について、こんな風に言われることありませんか?

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実際に私は、母が45歳の時に生まれた子どもです。

「親が高齢出産だった子どもの立場」から、
その当時を振り返ってみようと思います。

子ども目線で「親の年齢」を感じた瞬間とは?

よく言われる高齢出産のデメリットに「健康面」の心配があります。

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実際、母も常にどこかしら「痛い」と言っている印象がありました。

しかし子どもからしたら「だから年寄りくさくて嫌だ」とはならず、
単純に「はやく治るといいね」と思っていました

毎晩、湿布臭かったのも良い思い出です(笑)

どうしても嫌だなと感じたことは…

母は戦時中に生まれていますし、父は団塊の世代ど真ん中。

男尊女卑の典型で、当時は暴力があった時も…。

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でも、その世代の人が全て同じような思想を持っているとは思いません

単純に「私の両親が、そういう頭固いタイプなんだ」と思っていました。

若くても流行りに疎い人もいれば、いくつになっても流行に敏感な人もいますしね。

結論、親の年齢だけを理由に引け目を感じることはなかった

ネガティブな一面もありましたが、

「親が高齢で嫌だ」と恨むこともなければ、自分が不幸な子どもだとも思いませんでした。

理由は単純。


親の嫌な所も、好きな所も「年齢によるものだ」という認識がなかったからです。

全ては「私の両親、一個人の性格」である、と。

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「人付き合いが好きで、たまにお節介が過ぎる母」

「仕事も趣味も地域行事も、全力投球する父」


私が見ていたのは、表面的な年齢ではなく、そういった普段の姿勢でした。

親の年齢だけで子どもの幸福度が左右されることは、まずありえません。

こんなモヤモヤキーワード、ありませんか?

どこかから聞こえてくる

「高齢出産なんて、子どもがかわいそう」

というような他人の杞憂は、

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と同じくらい無責任で、意味のない言葉だと思います。

私は母が高齢でも、産んで、育ててくれたことに感謝しかありません。

高齢出産を控えているプレママさん、応援しています!

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