長男・コーが小学校に入学した頃のはなし。
コーは、クラスに同じ保育園出身の子が一人(女の子)。
知らない子がほとんどの中で始まる、新生活でした。
そんなコーは、
入学後の数日間は昼前帰りでした。
あれは、入学式の次の日だったでしょうか。
帰宅後、
することもなく、庭で虫探しをしていたコー。
そこへ、近所に住む同級生の男の子が通りかかり
コーに気が付くと、
「今から公園行くから、一緒に行こうよ。」
と、コーの事を誘ってくれるではありませんか!
(ほぼ)見ず知らずのコーの事を遊びに誘ってくれるなんて
なんていい子なの!!!
と、母・感動。
しかし、当の本人はというと…
「いや、行かない。」
と、クールにお断り。
ガーーーーーン
…そうだった…
コーは、そう簡単には人に心を開かないオトコだった…
そんなコーは
入学後しばらくは、放課後は家で母と過ごす日々。
外から、
遊びに繰り出す同級生たちの声が聞こえてくる中で
(孤独だわ…)
と、切ないやら、先の見えない不安がよぎるやら、で
なんともいえない気持ちになる日々でした。
こんな調子で始まった、コーの新生活。
月日は、
友だちとケラッケラと遊び転げるコーの姿が見られるようになって
心の底から嬉しく思う、近頃の母です。
コー、小学校生活はあと3年。
お友だちとの時間、楽しんでね~!