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《Vol.1武田双雲氏インタビュー》質問ばかりしていた僕を両親はいつも「天才だ!」と褒めてくれました(2ページ目)

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今をときめく「気になるあの人」が、どのような環境で育ち、どのように親が関わったことによってその個性が磨かれたのでしょうか。その"原石の磨き方"を明らかにしていく当インタビュー特集。記念すべき第1回目は、書道家としてご活躍される武田双雲さんにお話しを伺いました。

母の作品に感動したことで書の道へ

転機になったのは、母の作品です。熊本の実家が建て直しをしたので、久々に帰省すると、家のあちこちに母の書が飾ってあって。小さいころから慣れ親しんだ母の字なのに「なんてかっこいい字だ」と、鳥肌が立つほど感動しました。

その頃は、丁度インターネット全盛期。母の美しい字でホームページを作りたい――。そんな思いから、母と僕の字をサイトにアップして、筆文字で名刺を作るサービスを始めました。すると、どんどんハマっていき、会社でも僕の書いた名刺が評判になったりして、結局、3年で会社を退職。この時も母は「やっぱり天才だ!」と褒めてくれました。でも、後から知ったのですが、実は会社を辞めて欲しくはなかったそうです。書道の厳しさを知っている母だからこそ、そうは言っても心配だったんでしょうね。ただ、書に目覚めた僕が、これからの夢をあまりに興奮して語るので、止めることはできなかったみたいです(笑)。

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すべては、根っこを作ってくれた両親のおかげ

書道教室を開いたのも母の影響です。母がやっていた教室がとても楽しそうだったから。今の子どもたちに、ほっとできる居場所を作ってあげたいという想いもありました。現在、生徒さんが300人ほどいるのですが、僕は全員の天才性を見つけてます。それは、他でもない、両親がいつも僕のいい所ばかりを見つけてくれたから。僕がこういう人生を選択し、書道家として活躍できているのも、すべて両親が根っこを作ってくれたおかげだと思っています。

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楽しい毎日を過ごせば、未来につながる

今、僕自身が親になって思うのは、子育ては、どんな複雑な仕事よりも難しいということ。そんな中で、お母さんたちは、子どもにやらせたいタスクがたくさんあるから、イライラして当然だと思います。でも「勉強しなさい」「歯磨きしなさい」と言う前に、子どもと一緒にくすぐりあったり、ふざけあってほしい。今の僕があるのも、両親が毎日を楽しく過ごしてくれたおかげだし、未来のために今日を犠牲にするのではなく、楽しい日々の連続が未来につながると思うからです。

子育てはらくで楽しいほうがいい。そんなゆるさを持って子どもとの瞬間瞬間を楽しんでほしいと思います。

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(武田 双雲 プロフィール)

書道家。1975年、熊本県生まれ。東京理科大学理工学部卒業。3歳より書家である母・武田双葉に師事し、書の道を歩む。大学卒業後、IT関連の民間企業に入社するも、約3年間の勤務を経て書道家として独立。音楽家、彫刻家などさまざまなアーティストとのコラボレーション、斬新な個展など、独自の創作活動で注目を集める。3児の父。

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[Conobie編集部]

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