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公開 2016年03月30日  

息子を「天敵」扱いするお友だち。とうとう息子も我慢しきれず…

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幼稚園で出会った「そりの合わないお友だち」に次男がどう対応したのか?その続きです!


どうも次男にちょっかい出すらしいお友だち、K君。
子どもの言うことだからまるまる鵜呑みにするのもと思い、幼稚園へ送迎の時に様子を見ることに。

実際に、幼稚園に行った時に様子を見ようと思ったところ…

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これまったく誇張してません。このまんま。

ビックリしました。
まだ幼稚園生なので、親がいようが「裏表ない」のが可笑しくもあるんですが。

でもどうしてそんなに次男が気に入らないのか。

次男が言う、「何もしていないのに毎日攻撃されている」というのは、どうやら大げさな話ではなさそう。
聞いていた印象より深刻かも?と思った私は、いよいよ先生に相談してみることに。

幼稚園の先生に相談してみたところ…

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先生も状況を分かっていらしたようです。

「お忙しいところ申し訳ありませんが、実は相談がありまして~…
 こんなとこが多々あって次男も困っていますので、様子を見ていただけますか?」

とお願いしました。

ただ今までも注意してくれてはいたので、状況はあまり変わりそうもないけれど、もう様子を見るしかない。

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と実は叱られるようなことしたくない、まじめな一面も持ってる次男。

でも私が先生と話したことで、「先生も分かってくれてるんだ」って
次男の中で安心につながったのか、数日後・・・

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ガマンしきれず、とうとう思いっきりケンカしちゃいました。

この後、K君が次男にちょっかい出すことはなくなりました。
次男がやり返したことで、「何しても大丈夫な相手」ではなくなったのでしょう。

多勢で一人に意地悪をするのはいじめ。
いじめは別です、卑怯な行為で絶対許してはならないことです。

が、一対一でケンカするのは私は大いに結構だと思うのです。
もちろん怪我しない程度が望ましいですが。その力加減も、経験がないと分かりません。

どんなことされたら嫌か、ケンカすれば痛いんだってことは言葉で聞くより実体験のほうが身にしみますよね。

親としては心配だし子どもが可哀そうになって早く解決してあげたいと思います。
でもそこは少しガマンをして、話を聞いてあげて様子を見る。

上にも書きましたが、可能ならば、私はまずその当人や子どもの様子を見に行って声をかけちゃいます。
これは子どもが小さいうちしかできないことです。

おはようの挨拶だけでも、返事出来る子か、元気があるのかないのかくらいは見えますし、
他の子との関わり方はどうなのかも見れると、大抵の場合はそんなに気にするほどのことじゃなさそうって思えたりするものです。

見に行けない、様子が掴めない場合や、
やはり心配な場合は遠慮せず先生に相談するのも良いと思います。
その際、苦情にならないように、「困っているので相談する」という姿勢で臨むことが大切かなと思います。

信頼されて相談されたら嫌な気持ちになる人はいないですよね。
先生だって大勢を見てるのですから気がつかないこともありますし、
我が子の話だけ鵜呑みにして心配を募らせていたら、我が子にも気になる行動があった、なんてことも。

ですから大人が感情的にならずに情報交換し、
上手に連携をとって子どもたちの成長の手助けをしていけたらいいですね。

それが幼稚園と保護者が上手く連携して子どもたちの成長の手助けをしていける大切なポイントだと思うのです。

後日談…

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しばらくして先生から、
「一緒にお弁当食べてましたよ~」とか、「数人の中で二人が一緒に遊んでました」なんて聞くこともありました。

こんな風に、思いっきりケンカした後こそ、仲良くなることもありますよね。

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