私が第一子を妊娠したのは、今から20年前。
当時は「マタハラ」なんて言葉のない時代。
妊婦は企業に歓迎されませんでした。
出産を機に「自分らしい働き方」を! 一生モノの“なにか”をつかむべく奮闘した話
22,144 View仕事が好きだからこそ、自分にしかできない「なにか」を探したい。そして、そう思うことに「もう遅い」はなかったのです!
一生モノの「なにか」をしたい!復職に向け…3年間で探すことに。
もともと働くことが好きだったので、
どんな仕事も頑張ることができました。
そして…ようやく見つけた働き方は「フリーランス」×「イラスト」
当時、私は絵日記をブログに載せていました。
日々の出来事や、仕事のこと、家族のこと…。
そんなたわいもないブログに、読者がだんだん増えるようになり、ふと気づいたのです。
どんなに忙しく疲弊していても、絵を描いているときの充実感や高揚感。
そしてパソコン一台で場所を選ばない「フリーランス」という働き方があるということ。
「もう、やるしかない!もしこれでだめだったら、専業主婦になろう!」と、思いました。
高卒で目立った資格もない私は、「やりたい仕事が、できる仕事」というわけではありませんでした。
そして、結婚して子どもをもってからは、ますます「なにもない空っぽな自分」に虚しさすら感じていました。
今でこそ「ハラスメント」という言葉がありますが、
私が第一子を出産した当時は、産後に元の職場に戻れるのは大手企業社員か公務員くらい。
私が勝手に「格差」というものを感じていたことで、
さらに「一生モノの『なにか』が欲しい!」と強く願い、行動できたのだと思います。
3年間の武者修行は、人間力を大きく引きだしてくれました。
ブログを始めたきっかけも、その当時の職場のエピソードばかりです。
私にとっての「復職」は、自分への期待。
可能性に挑戦した3年間の活動こそが、今の自分の源だと思っています。
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